男子テニス協会のATP公式サイトスペイン語版は18日、世界ランク18位の
C・ガリン(チリ)の手記を掲載した。新型コロナウイルスで受けた影響とこれまでの経緯を記している。
>>YouTube テニス365チャンネル<<><YouTube>内山 靖崇 自身が主催【Uchiyama Cup】とは「ジュニアへ夢を与えたい、日本国内からレベルを上げれば」<23歳のガリンは今季、2月のコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッドクレー、ATP250 )とリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)でタイトルを獲得。キャリアでは4つのトロフィーを手にしている。
今回掲載された手記には新型コロナウイルスの影響を受けたガリンの思いが綴られた。
「実家で過ごした隔離期間はかなり長く、僕にとっては難しいことだった。ほぼ20日間閉じ込められていたが、今週は特別なことが起きた。僕が住んでいる地域は措置が一部解除され、家族とともにスポーツができるようになったんだ。1人ひとりが各個人のルーティンを持っている。自転車で丘に登ったりした。サンティアゴにはとても美しい風景がたくさんあるが、このような状況が続くなら僕は訪れると思う。そして1時間、テニスができた。1カ月コートに立てていなかったから、そこに戻れたのは本当に良かった」
「何度か外出はしたが、非常にデリケートな時期だから細心の注意を払い、必要な対策を講じている。外で用事が終わったらすぐに帰宅し、予防に努める。全ての対策をしなければいけない」
「この期間中に、僕が初めてタイトル(ヒューストン)を獲得してからちょうど1年が経った。多くの人が僕にそのときの写真を送ってくれて、特別な日となった。どのように優勝したかビデオを見返して、それがどれほど特別なことか改めて思い出すことができた。僕は大会が本当に大好きで、街そのものが好き。アメリカは僕のお気に入りの場所の1つだ」
「このタイトルは僕に大きな自信を与えてくれた。間違いなく昨年は素晴らしかったと言える。そして今シーズンも2カ月で900ポイントを得ることができた。素晴らしいパフォーマンスを見せることができて幸せだ」
「これらの結果は僕を良い立場に置くこととなった。夢はトップ10に入ること。この目標は突拍子もないことではなく、非常に近いものだと思う。しかし、この状況になってしまった。大会無しでは何もできない。今、僕の願いはもう1度テニスをすることだけ。そして『いつ戻れるか分からない』ということが僕が1番不安に思っていることだ。毎週のように挑戦があり、大事な大会がある生活がないのは本当に寂しいこと」
「何度も僕はテレビゲームで紛らわそうとした。長い間家に閉じこもっていると、普段より多くのことを考える。またテニスをプレーできるようになったら、自分の職業をもっと大事にしようと思っている。一方で家族の時間が増えて話しを共有するようになった。それは不可欠なことで、話し合うことで生活のリズムにも慣れてきた。料理を作ったり、読書したり、映画を見たりした」
「家にいる間、最初はほとんど何もせずたっぷりエネルギーを蓄えたまま1日を終えていた。外出して計画を立てるのが本当に好きだから。全てが恋しい。でも、全てが正常に戻った時、僕は人生の一瞬一瞬をこれまでよりもはるかに大切にするだろう」
男子テニスツアーは新型コロナウイルスの影響により7月13日まで、中止が決定している。
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