男子プロテニス協会のATP公式サイトは18日、「ラファナダルアカデミー」を運営する世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)のコメントを掲載した。様々な国籍のジュニア選手を抱える同アカデミーの対策と対応を語っている。
<YouTube>【伊藤 竜馬】ラケットバッグの中を全て公開してくれました>>YouTube テニス365チャンネル<<新型コロナウイルス蔓延による影響で、テニスは男女問わず6月7日までの全ての大会の中止が決定し、同期間は世界ランクが凍結されることも発表された。
ATP公式サイトにはアカデミーを開いているナダルのコメントを掲載した。
「アカデミーの状況は非常に特殊なもの。年間を通じ42の異なる国籍の選手がここに住んでいる。また、彼らの家族も多くはここに滞在しており、彼らの安全を考えることは僕らの義務と責任である」
アカデミーの経営陣は地域の保健省やスポーツの評議会と連絡を取り合っているとも明かした。
「経営陣と行政との対話の結果、コーチングスタッフと清掃員などが施設内に留まり、この期間アカデミーに滞在しなければならなくなってしまった人たちの世話をすることができるようになった」
続けて、アカデミーの大人の居住地域、ジムやミュージアム、ショップ、レストランは一般公開されてはおらず、現在施設にいる選手とスタッフのみが残っている状態で、外部からの感染拡大についても予防措置が充分に取られているとも語った。
「この措置によって外部からの感染も阻止できるはずだ。この機会に親たちの心を休ませ、僕らスタッフが子どもたちの健康のために1分1秒を尽くしていることを伝えられたらと思っている」
最後にナダルは「今は家にいてほしい。難しい時代ではあるが、僕らは一緒になってこの苦難を抜けなくてはいけない」とメッセージを残した。
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