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「テニスの才能は無い」と告白

男子プロテニス協会のATP公式サイトは17日、世界ランク9位のG・モンフィス(フランス)のコメントを掲載した。

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33歳のモンフィスは今季、2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)とABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)で2週連続優勝を果たしている。

公式サイトでモンフィスは「一般の人たちは僕らにテニスの才能があると考えているが、実際のところ才能は無いよ。僕は誰よりもハードワークしているんだ。人々は努力と勝利をはき違えている。本当に一生懸命に努力しても勝てないことはあるし、望む結果を得ることもできない。ツアーに参加する全ての選手は若い頃から努力していると思う。僕も頑張るが、何より両親が懸命に働いてくれたおかげでテニスをする可能性が与えられた。だから僕は今ここにいるんだよ」とコメント。

「僕は若い頃から注目されてきたが、多くの人は僕の人となりを知らない。どのように育てられたか、どのようにテニスをするか。テニスができたことは僕にとって幸運だった」

また、交際相手である女子テニス世界ランク5位のE・スイトリナ(ウクライナ)にも言及した。

「同じ目標を共有する相手として、経験などはとても大事なもの。テニスは非常に個性が大事で、利己的なスポーツ。ほとんどの場合で僕らは1人だが、家や大会期間中は一緒にいる時間に感謝している。練習するときも笑い合えるし、僕は本当にエリナ(スイトリナ)の成功を願っているので、意見がぶつかり合う時は真剣になる」

最後に「グランドスラムで優勝することは僕らの夢、1週間だけでもトップ5に入ることは目標の1つ。多くの選手が可能性を秘めているし、彼らも僕も常に努力している。チャンスはあるはず」と語った。モンフィスの自己最高世界ランクは2016年に記録した6位となっている。

現在、男子テニスツアーは新型コロナウイルスの影響で6週間の中止を余儀なくされており、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)やマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)などの開催が取りやめとなっている。

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