男子テニス協会のATP公式サイトは20日、世界ランク7位の
A・ズベレフ(ドイツ)のセカンドサービスが試合の勝敗に与える影響を特集した。
<YouTube>【伊藤 竜馬】ラケットバッグの中を全て公開してくれました>>YouTube テニス365チャンネル<<22歳のズベレフは今年1月、国別対抗戦のATPカップ(オーストラリア/パース、ブリスベン、シドニー)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場したものの、成績は正反対の結果となった。
ATPカップではシングルス3試合を戦い、
A・デ ミノー(オーストラリア)、
S・チチパス(ギリシャ)、
D・シャポバロフ(カナダ)に敗れたが、全豪オープンでは
F・ベルダスコ(スペイン)、
A・ルブレフ(ロシア)、
S・ワウリンカ(スイス)らを撃破。
D・ティーム(オーストリア)を前に力尽きたものの四大大会初の4強入りを果たした。
ATP公式サイトはこの2大会におけるズベレフのサービスに注目。
ATPカップでは平均すると1ゲームに3度のセカンドサービスを放ち結果は3連敗。一方、全豪オープンでは1ゲームに1度のセカンドサービスに抑え自己最高の結果を出した。公式サイトは「物語は単純なもの。セカンドサービスを打ちすぎると、勝利の確率は少なくなる」と掲載した。
また、ダブルフォルトの本数もATPカップでは9セットで31本、全豪オープンでは20セットで14本と劇的に向上している。
続けて公式サイトには全豪オープンにおいて世界ランクトップ10選手の1ゲームあたりに放ったセカンドサービスの本数も掲載。ズベレフはトップ10の中で1位となり1,61本となった。その他の選手は
G・モンフィス(フランス)が1,91本、
N・ジョコビッチ(セルビア)が2,02本、
R・ナダル(スペイン)が2,03本、チチパスが2,10本、
R・フェデラー(スイス)が2,15本、D・ティームが2,34本、
M・ベレッティーニ(イタリア)が2,38本、D・メドヴェデフ2,52本、
D・ゴファン(ベルギー)2,77本となっている。
公式サイトでは「特定の指標で見たときにズベレフの2020年の幕開けは正反対の結果となった」と締めくくられている。
WOWOWでは、年間を通してテニスを放送・配信!その他情報番組やドキュメンタリー番組も。
テニスを見るならWOWOW。■詳細・放送スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・「自信ゼロ以下」とズベレフ・ティーム「ズベレフ良い友人」・「互いに助け合おう」と呼びかけ■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報