男子テニスの楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオン シップス 2019(日本/東京、ハード、ATP500)は1日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク127位の
ダニエル太郎が第2シードの
B・チョリッチ(クロアチア)を6-4, 4-6, 7-6 (7-5)のフルセットで下して大会初勝利をあげるとともに、初戦突破を果たした。
>>西岡ら楽天OP対戦表<<>>西岡vsプイユ 1ポイント速報<<4年連続の同大会出場となったダニエルはこの試合、第3ゲームで先にブレークするとファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得し、第1セットを先取する。
第2セットも第3ゲームで先にブレークしたが、その後2度のブレークを許しセットカウント1-1に。迎えたファイナルセットでは互いにサービスキープが続きタイブレークへ突入。最後はダニエル太郎が2時間39分の死闘を制した。
会見では「チョリッチのサービスがすごく跳ねて厄介だったので、あまり強く打たずにリスクの少ないボールを打って、ミスを引き出そうと思いました。『ベースライン上で打てば僕の方が上かな』と。序盤はフォアで振り回せたこともよかったと思います」と振り返った。
また、
西岡良仁、
添田豪、
内山靖崇らも2回戦へ駒を進めたことについては「偶然とかではないと思います。流れもよくて、勝てる可能性も上がってきていたはずです。元々ポテンシャルはある人たちなので、びっくりはしてないです」と語った。
ダニエルはベスト8進出をかけて、2回戦で世界ランク56位の
J・トンプソン(オーストラリア)と同59位の
J・ロンデロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
一方、敗れたチョリッチは2015年以来4年ぶり2度目の出場だったが、大会初の初戦突破とはならなかった。
「楽天ジャパンオープンテニス」
国内で行なわれる唯一の男子テニスATPツアー。改修後、初となる有明テニスの森公園での熱戦の模様を放送する。
【放送予定】
9月30日(月)~10月6日(日)連日生中継
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