テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第3シードの
R・ナダル(スペイン)を7-6 (7-3), 1-6, 6-3, 6-4で下して決勝進出を果たし、2017年以来2年ぶり9度目の優勝に王手をかけた。試合後の会見では「作戦を貫くようにした」と語った。
>>フェデラーvsジョコビッチ 1ポイント速報<<この日、フェデラーは第1セットを接戦の末に先取したが、第2セットは第3ゲームから5ゲームを連取されてセットカウント1-1に追いつかれる。その後、第3セットを取ると徐々に主導権を握り息を吹き返した。
第4セットは第10ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチでナダルにブレークバックのチャンスを握られたが、フォアハンドのウィナーを決めるなどでピンチをしのぎ、3時間2分の激闘を制した。
フェデラーは「第1セットはチャンスが少なくて大変だった。(タイブレークは)コントロールされていたし、大きな山場になると思った。でも、なんとか取り切れた」と振り返った。
「第2セットはナダルもゾーンに入っていたし、僕のサービスもよくなかった。第3・第4セットは、たくさんの重要なポイントがあったと思う。ものすごく激しいラリーが重要なポイントで何度かあった。今日は、それらが試合を分けたと思う」
決勝では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準決勝で第23シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を下しての勝ち上がり。
「ウィンブルドンテニス」
歴史と伝統を誇るウィンブルドンテニス。グランドスラム通算20勝のフェデラー、昨年の覇者ジョコビッチがさらなる記録へ挑む。
【放送予定】
7月1日(月)~14日(日)WOWOWにて連日生中継※7月7日(日)除く[第1日無料放送]
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