女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、プレミア)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
大坂なおみが世界ランク25位の
D・ヴェキッチ(クロアチア)を6-3, 4-6, 7-6 (7-4)のフルセットで破り、辛くもベスト4進出を果たした。
>>大坂vsコンタベイト 1ポイント速報<<>>大坂らポルシェGP対戦表<<この日、大坂はセットカウント1-1に追いつかれるとファイナルセットではミスを連発し、ヴェキッチにゲームカウント1-5と絶体絶命の崖っぷちに追い込まれる。しかし、ここからリターンエースを決めるなどで息を吹き返すと、2時間18分の死闘を制した。
勝利の瞬間、大坂は雄叫びをあげた。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトには大坂のコメントが掲載されており「あっという間に起きた感じだった。彼女(ヴェキッチ)は(ファイナルセットで)3-0とリードし、あっという間に5-1だった。試合へ入り込むのに、かなりの時間がかかってしまった」と振り返った。
「ラケットを振り抜けていないと感じていた。第1セットはベストのプレーができたと思うけど、それからはちょっとレベルが下がってしまった。けど、ラケットが振り抜けなかったこと以外は、安定したプレーをするように努めていたと言える」
「もうパニックにならないようにしようとした。なぜなら、そうなると余計なエネルギーを使ってしまうし、そこまでのエネルギーが残っていなかったから」
準決勝では、第8シードの
A・コンタベイト(エストニア)と対戦する。コンタベイトは準々決勝で、世界ランク61位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)の途中棄権により4強へ駒を進めている。
クレーで初優勝を狙う大坂は「特にクレーコートだから、かなり意味があると思う。マイアミのあとはクレーでの練習、クレーでどれほど気持ちよくいられるかに向けて本当に長い時間を費やした。それが功を奏して本当にうれしい」と語った。
大坂とコンタベイトの準決勝は、日本時間28日の1時30分(現地27日の18時30分)以降に開始予定。
「男子テニスATPツアー500 バルセロナ」
【配信予定】
4/22(月)~4/28(日) WOWOWメンバーズオンデマンドにて限定ライブ配信!
※大会1日目無料配信
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・錦織 大坂へエール「大丈夫」・大坂、新コーチに求める3つ・大坂なおみ 金銭問題を否定■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報