男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は16日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク24位の
錦織圭が同4位で第3シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-7 (4-7), 7-5, 6-4の逆転で破り、4年連続4度目のベスト16進出を果たした。錦織は世界ランキング・トップ5から、今季3度目の勝利をあげた。
>>錦織vsコールシュライバー 1ポイント速報<<>>錦織らローマ対戦表<<この日、錦織はリードからタイブレークの末に第1セットを落とすと、第2セットは昨年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)を制したディミトロフにブレークを許す苦しい展開に追い込まれる。その後は息を吹き返し、第11・第12ゲームを連取してセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットも第2セットと同様にディミトロフへ流れが傾き、第8ゲームでは錦織にとって不利な判定となり、納得がいかないジェスチャーを見せた。しかし、集中力を切らさなかった錦織は第7ゲームから4ゲーム連取の猛攻で2時間55分の末に勝利を手にした。
3回戦では、世界ランク28位の
P・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。コールシュライバーは1回戦でK・カチャノフ、2回戦で第13シードの
J・ソック(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
コールシュライバーとは2度目の対戦で、2016年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦では錦織がストレート勝ちしている。
今年1月に右手首のけがから復帰した錦織は、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で世界ランキング・トップ5の
A・ズベレフ(ドイツ)や
M・チリッチ(クロアチア)らを下して四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で4度目の決勝の舞台に立った。決勝では
R・ナダル(スペイン)に敗れるも準優勝を飾る活躍を見せた。
一方、敗れたディミトロフは27歳の誕生日に黒星を喫し、前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に続き2週連続の初戦敗退となった。
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【放送予定】
2018年5月13日(日)~5月20日(日)
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