男子テニスツアーのデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード)は18日、シングルス2回戦が行われ、主催者推薦で出場のT・スミチェック(アメリカ)が第7シードの
D・ヤング(アメリカ)を1-6, 7-6 (7-2), 6-2の逆転で下し、5年ぶり2度目のベスト8進出を決めた。
28歳で世界ランク129位のスミチェックは当初、今大会には予選から出場する予定だった。
しかし、今大会に主催者推薦で出場予定だった
T・フリッツ(アメリカ)が、先週行われたメルフィス・オープンで準決勝へ進出し、今大会の本戦へ特別措置としてのエントリーが認められ、スミチェックが代わりに本戦へ主催者推薦で出場する幸運を掴んだ。
思わぬチャンスを手にしたスミチェックは1回戦でそのフリッツを下し、2回戦ではヤングから金星を飾り、準々決勝では3試合連続のアメリカ人対決となる
S・クエリー(アメリカ)と顔を合わせる。
ヤングに1-6, 1-3とリードされていたスミチェックだったが「劣勢に立たされてたいたものの、精神的には良い状態にいた。ただ、彼(ヤング)のリズムをいかに崩そうかと考えていた。」と冷静でいたことを語り、自身初となる準決勝進出に挑む。
クエリーはこの日、10本のサービスエースを叩きだし、
A・クライチェック(アメリカ)との同胞対決を6-4, 6-3で制していた。
(STATS - AP)


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