男子テニスツアーの下部大会であるモロッコ・テニスツアー(モロッコ/カサブランカ、クレー)は14日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
ダニエル太郎(日本)は世界ランク224位の
P・リバ(スペイン)に3-6, 6-2, 6-3の逆転で勝利しベスト8進出を果たした。
この試合の第1セット、ダニエル太郎はリバから1度もブレークチャンスを掴むことが出来ず、このセットを落としてしまう。しかし、第2セットから上手く切り替えたダニエル太郎は、その後リバに1度もブレークを許さない試合を展開し2時間超えの接戦を制した。
準々決勝では、世界ランク146位の
T・デ=バッカー(オランダ)と対戦する。
世界ランク128位のダニエル太郎が注目を集めたのは2014年2月のロイヤル・ガード・オープン・チリで、その時は
T・ベルッチ(ブラジル)や
F・デルボニス(アルゼンチン)らを破りツアー初のベスト8へ進出する活躍を見せた。今年は全仏オープンで2度目の四大大会本戦入りを果たし、下部大会のチャレンジャーで2勝するなど着実に力をつけている。
国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ入れ替え戦(プレーオフ)日本対コロンビア戦では、ダニエル太郎がシングルスで勝利したことにより、ワールドグループ残留を決めて日本の救世主となった。
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