男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード)は24日、シングルス1回戦が行われ、先日のW&Sオープン男子で4強入りを果たした世界ランク39位の
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)が同70位の
T・コキナキス(オーストラリア)に6-7 (1-7), 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。試合時間は1時間43分だった。
マスターズ大会のW&Sオープン男子で、第4シードで出場予定だった錦織の欠場により、その枠に予選勝ち上がりのドルゴポロフが入った。その後、チャンスを存分に活かしたドルゴポロフは快進撃を見せてベスト4進出を果たしていた。
また、同日の1回戦では
E・ガルビス(ラトビア)が昨年覇者の
L・ロソル(チェコ共和国)に4-6, 6-7 (4-7)のストレート負けを喫し、元世界ランク2位で37歳の
T・ハース(ドイツ)は世界ランク57位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)に3-6, 4-6で敗れて姿を消した。
ガルビスは、先日のロジャーズ・カップ準々決勝で世界ランク1位のジョコビッチと対戦。マッチポイントを握るまでジョコビッチを追い詰めたが、逆転を許して敗れていた。
また、現在37歳のハースは、昨年行われた全仏オープン1回戦で途中棄権して以来、大会には出ておらず、昨年の全仏オープン後には4度目の手術を受けた。術後は治療とリハビリに専念し、6月のメルセデス・カップで約1年ぶりにツアー復帰を果たした。
復帰後は早期敗退が相次いでおり、8月には下部大会のチャレンジャーにも出場している。
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