テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)が世界ランク187位の
A・アルナボルディ(イタリア)を7-6 (7-3), 6-1, 6-1のストレートで圧倒し、5年ぶりの3回戦進出を果たした。
昨年の全米オープン決勝で
錦織圭(日本)を破り、グランドスラム初優勝を飾ったチリッチ。しかし、今季は右肩の怪我が影響して早期敗退が続いてたが、今大会から復活の兆しを見せている。
26歳のチリッチは、これまでツアー大会で13度の優勝を飾り、自己最高ランクは昨年の10月に記録した8位。全仏オープンでは2009・2010年の4回戦進出が最高成績となっている。
この日トップ10プレーヤーのチリッチは、格下のアルナボルディを圧倒した。10本のサービスエース、さらにアルナボルディの約3倍となる38本のウィナーを決め、1時間33分で3回戦進出を決めた。
3回戦でチリッチは、第23シードの
L・マイェール(アルゼンチン)と
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)の勝者と対戦する。
>>全仏オープン男子ドロー表<<
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