男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は8日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク5位で第4シードの
錦織圭(日本)と錦織の宿敵である第7シードの
D・フェレール(スペイン)は、ゲームカウント6-4で錦織が第1セットを先取した。
フェレールのサービスから始まった第1セット、錦織はギア全開のフェレールの勢いに押され、強く打ち込んでくるボールに対応出来ず、早くも第2ゲームでブレークを許す。
錦織はクレーのイレギュラーバウンドに対応しきれず、序盤はフレームショットが多く見られたが、第3セットで1度のブレークチャンスをものにし、ブレークバックに成功すると、第4ゲームから自分から打ち込んでいくプレーが増え、調子を上げつつカウントを振り出しに戻す。
第7ゲームで、2度目のブレークチャンスを迎えた錦織は、守りに入ることなく自分からリターンを仕掛けてフェレールのミスを誘い、大きなブレークに成功する。
第10ゲームで錦織は、15-40とブレークバックのピンチを迎えるも凌ぎ、最後はフェレールのストロークがアウトして、錦織は第1セットを先取した。
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