テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は8日、車いすテニスの男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
国枝慎吾(日本)は第2シードのS・ウデ(フランス)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、タイトル獲得とはならなかった。
決勝戦、国枝慎吾は3度のブレークに成功するも、ウデにそれを上回る5度のブレークを許してしまい、1時間22分で敗れた。
国枝慎吾は決勝戦で対戦したウデとペアを組みダブルスに第1シードで出場するも、準決勝でM・エレミヤ(フランス)/ M・シェファース(オランダ)組に6-2, 0-6, 4-6の逆転で敗れた。
今年に入り国枝慎吾は、全豪オープンで単複2冠達成。その後の全仏オープンではシングルスでウデに接戦の末に敗れ準優勝に終わるも、ウデとのダブルスでは大会4連覇と同時に5度目の優勝。さらに、ウィンブルドンのダブルスでは7年ぶり2度目のタイトルを獲得した。
また国枝慎吾は自身の公式ブログで、2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市が東京に決まった事について「感動で昨年の金メダル以来の熱いものがこみ上げてきました。招致委の皆様の御尽力、そして国民の皆様のパワーが結集した結果です。私もあと七年間やる覚悟が出てきました。」と、コメントした。
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