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男子テニスツアーのトップシェルフオープン男子(オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額４６万７,８００ユーロ、芝)は１８日、シングルス１回戦が行われ、第２シードのＳ・ワウリンカ（スイス）はラッキールーザーのＳ・ダルシス（ベルギー）を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下し順当に初戦突破を果たすも、第４シードのＢ・ペール（フランス）はＭ・ロドラ（フランス）と対戦中に0-3とリードを許したところで右内転筋の痛みから途中棄権を申し入れた。

世界ランク１０位のワウリンカは同１１３位のダルシスとの１回戦、第１セットは１度ずつのブレークからタイブレークへ。そのタイブレークを７－５で制したワウリンカは、第２セットでは５度握られたブレークポイント全てを退けると、１度ブレークに成功し、１時間３１分で勝利をものにした。

当初ワウリンカはＩ・セイスリン（オランダ）と対戦予定だったが、試合直前にセイスリンが風邪のため欠場を表明。予選最終ラウンドで敗退したダルシスがラッキールーザーとしてセイスリンに代わって１回戦に登場していた。

一方、世界ランク２５位のペールは同胞で同５２位のロドラとの１回戦を行ったものの、３ゲームを連取されたところで右足大腿部に激しい痛みを訴え、試合続行が不可能と判断し、途中棄権を申し入れ早くも大会を去る結果となった。

準々決勝進出をかけてワウリンカはＰ・ロレンジ（イタリア）と、ロドラは予選を勝ち上がったＪ・ヘルニチ（チェコ共和国）とぞれぞれ２回戦で顔を合わせる。ヘルニチはこの日の１回戦でＤ・ゴファン（ベルギー）を6-3, 3-6, 7-6 (7-4)の接戦を制しての勝ち上がり。

また、今大会は第１シードのＤ・フェレール（スペイン）、第３シードのＪ・アイズナー（アメリカ）、第４シードのペール、第６シードのＭ・バグダティス（キプロス）、第７シードのＶ・ハネスク（ルーマニア）、第８シードのＤ・ヒメノ=トラベール（スペイン）のシード勢が初戦で姿を消している。

今大会の優勝賞金は７万２５０ユーロ。

この日行われた試合結果は以下の通り。

●Ｄ・フェレール(1) vs. ○Ｘ・マリス（ベルギー）, 6-7 (3-7), 3-6
○Ｓ・ワウリンカ(2) vs. ●Ｓ・ダルシス, 7-6 (7-5), 6-4
●Ｂ・ペール(4) vs. ○Ｍ・ロドラ, 0-3 (途中棄権)
○Ｊ・シャーディ（フランス）(5) vs. ●Ｌ・プイユ（フランス）, 7-5, 6-4
●Ｒ・デュトラ・シルバ（ブラジル） vs. ○Ｍ・コピル, 7-6 (7-4), 4-6, 2-6
●Ｅ・ロジェ=ヴァセラン（フランス） vs. ○ルー・イェンスン（台湾）, 1-6, 6-7 (3-7)
○Ｎ・マウー（フランス） vs. ●Ｒ・ベランキス（リトアニア）, 6-1, 6-4
○Ｊ・ヘルニチ vs. ●Ｄ・ゴファン, 6-3, 3-6, 7-6 (7-4)


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