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女子テニスツアーのHPジャパン女子オープン大会6日目、準決勝で土居美咲(日本)(155位)が、H・ワトソン(英国)(71位)に、6-7 (2-7), 5-7で敗れ、自身初のツアー決勝進出はならなかった。
第1セット第1ゲームで、ワトソンのストロークミスにつけこんで、土居がいきなりブレークに成功するが、第6ゲームでは、土居のストロークミスで、ブレークバックを許した。お互いワンブレークでタイブレークに突入するが、土居は一度もリードできずに、ワトソンがセットを先取した。
「私が攻めても、彼女はしっかりカウンターで返してきたので、やりづらかった」(土居)
第2セットはブレーク合戦となり、お互い3回ブレークで迎えた第11ゲームで、ミスの目立つ土居に対して、ワトソンはフォアのウィナーを2本決めて、4回目のブレークをして勝負を決めた。
「最後にもっていかれてしまった。悔しいけど、相手もいいプレーをしてきた。自分の力は出せて、次につながる試合だったと思う」(土居)
「美咲とは何度か戦ってきたが(ワトソンの2勝0敗)、今日が一番手強かった。彼女はいいプレーをして、特にフォアが良かった。(決勝を)とても楽しみにしています」(ワトソン)
シングルス決勝では、20歳のワトソン対21歳のとK・チャン(台湾)(134位)というフレッシュな対決となった。どちらが勝っても、WTAツアー初優勝となる。
ダブルス準決勝では、第4シードのクルム伊達公子(日本)/ワトソン組が、第2シードのA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)/ジェン・ジー(中国)組を、6-3, 4-6, [10-8]で破り、初ペアながら見事決勝進出を果たした。ペアは違うが、クルム伊達公子は、2年連続でダブルス決勝に進出したことになる。
「私のボレーの動きとワトソンのパワー、うまく連携がとれれば、必ずチャンスは生まれてくると思う。ワトソンは、しんどそうなことは一言も出さず、勝ちに行く気持ちで戦ってくれるのでプレーしやすい。明日もすごく楽しみな戦いになると思う」(クルム伊達)
ダブルス決勝では、第1シードのR・コップス=ジョーンズ(アメリカ)/A・スピアズ(アメリカ)組との対戦になる。
(文・写真/神 仁司)
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