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女子テニスツアーのHPジャパン・オープン(日本/大阪、賞金総額22万ドル、ハード)は11日シングルス2回戦残り4試合が行われ、第2シードのジェン・ジー(中国)が敗れる波乱に見舞われた。その波乱の立役者はP・パルメンティエ(フランス)でジェン・ジーを6-3, 6-4のストレートで退けて今季2度目の準々決勝進出を決めた。
世界ランク73位のパルメンティエは第1セットでは同ランク24位のジェン・ジーから1度ブレークされるも3度のブレークを奪い、このセットを先取。第2セットでは2度ブレークを許したものの、このセットでも3度のブレークに成功し1時間25分のストレートでシードダウンを演出した。
パルメンティエはH・ワトソン(英国)と準々決勝で顔を合わせる。ワトソンもこの日、第6シードのA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を6-7 (4-7), 6-2, 6-3の逆転で下す金星を飾っての勝ち上がり。
一方、好調を続ける第8シードのL・ロブソン(英国)が予選を勝ち上がったY・ジョウを6-4, 6-4のストレートで下しベスト8が出揃った。
全米オープンで自身初の4回戦進出を果たし、その後の広州大会でも準優勝を飾るなど、現在自己最高位の世界ランク54位にいるロブソンは、この日も出だしから一気に5ゲーム連取する好スタートを切った。
しかし、そこからジョウに4ゲーム奪われ反撃を許したものの、最後はこのセット3本目のサービスエースで決めて第1セットを先取した。
第2セットでも5回ジョウに握られたブレークピンチを4回退けると、ジョウから2度のブレークを奪い、1時間39分のストレートで勝利を収めた。
広州大会に続く決勝進出をかけて準々決勝でロブソンはK・チャン(台湾)と対戦する。
また第7シードのC・シーパース(南アフリカ)がM・ルチッチを6-2, 6-2と68分の快勝で下し、準々決勝で土居美咲(日本)との対戦を決めた。
シーパースはブレーク合戦となった第1セット、2度のブレークを許したが4度のブレークを奪いこのセットを先取。第2セットは一転して1度もブレークポイントをルチッチに握らせなかったシーパースが2度のブレークを奪い勝利を手にした。
この日行われた試合結果は以下の通り。
P・パルメンティエ ○-× 鄭潔 (2), 6-3, 6-4
H・ワトソン ○-× A・メディーナ=ガリゲス(6), 6-7 (4-7), 6-2, 6-3
C・シーパース (7) ○-× M・ルチッチ, 6-2, 6-2
L・ロブソン (8) ○-× Y・ジョウ, 6-4, 6-4
またこの日行われたダブルス準々決勝では、第1シードのR・コップス=ジョーンズ(アメリカ)/ A・スピアズ(アメリカ)組がL・クムクーム(タイ)/ 宮村美紀(日本)組を6-3, 6-1で、第2シードの鄭潔/ A・メディーナ=ガリゲス組が藤原里華(日本)/ V・ウォンティーチャイ組を6-3, 7-5といずれも下し、準決勝へ駒を進めた。
今大会の優勝賞金はシングルス3万7000ドル、ダブルス1万1000ドル。
(翻訳/弓削忠則)
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