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女子テニスツアーのHPジャパン・オープン(日本/大阪、賞金総額22万ドル、ハード)は10日シングルス2回戦4試合が行われ、第1シードのS・ストザー(オーストラリア)がV・ラッツァーノ(フランス)を1-6, 6-2, 6-4の逆転で下し、順当にベスト8入りを決めた。
第1セットでストザーは、4回握ったブレークチャンスを生かすことができなかった。それを奪われる。
しかし集中を高めたストザーは、第2セットで1度もブレークポイントをラッツァーノに与えず、2度のブレークに成功すると試合を振り出しに戻した。
勝敗を決める第3セットでは、好調のサービスゲームを続けるストザーがラッツァーノにこのセットでもブレークポイントさえ握らせず、唯一のブレークを奪うと1時間55分で逆転勝利を収めた。
「彼女(ラッツァーノ)は乗せると手に負えない選手の一人。ベースライン上で常にプレーを続け、力強いショットを打ってくるから、なかなか優位にポイントを進めることができない。彼女の集中がちょっと切れた時は、重いボールを打って試合の主導権を握ろうと努めたの。それを第2、第3セットで実行していた。」とストザーは試合を振り返り、苦しい勝利だったことを明かした。
準々決勝でストザーはJ・ハンプトン(アメリカ)と対戦する。この日ハンプトンは2010年のチャンピオンである主催者推薦のT・タナスガーン(タイ)を7-5, 7-5の接戦で下しての勝ち上がり。
残りの試合ではK・チャン(台湾)がC・デラクア(オーストラリア)を7-6 (7-4), 6-3で勝利して、7月のワシントンDC大会以来となる今季2度目の準々決勝進出を決めた。
第1セットは両者4度ずつのブレークを奪い合うブレーク合戦からタイブレークへともつれた。そのタイブレークではチャンがわずかなチャンスを生かし7-4で制して、このセットを先取。
第2セット、チャンは3回握られたブレークポイント全てを切り抜けると、デラクアから2度のブレークに成功し、1時間36分のストレートで勝利を飾った。
チャンは準々決勝で、第8シードのL・ロブソン(英国)と予選を勝ち上がったY・ジョウの勝者と対戦する。
この日行われた試合結果は以下の通り。
S・ストザー (1) ○-× V・ラッツァーノ, 1-6, 6-2, 6-4
J・ハンプトン ○-× T・タナスガーン, 7-5, 7-5
土居美咲(日本) ○-× O・プチコワ, 6-3, 6-2
K・チャン ○-× C・デラクア, 7-6 (7-4), 6-3
またこの日行われたダブルス1回戦では、青山修子(日本)/ M・モウルトン=レヴィ組が主催者推薦の奈良くるみ(日本)/ 瀬間詠里花(日本)組を7-5, 6-2のストレートで下し、準々決勝へ駒を進めた。
今大会の優勝賞金はシングルス3万7000ドル、ダブルス1万1000ドル。
(翻訳/弓削忠則)
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