HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスで世界ランク3位のR・ナダル(スペイン)が、左膝故障を理由に9月14日から行われる国別対抗戦デビスカップの準決勝を欠場、さらに少なくとも復帰まで最低2ヶ月はかかると自身のホームページやフェイスブックを通じて発表した。
「(この怪我を)回復させ、かつての自分を取り戻さなければならない。」と述べるナダル。
「この数週間の間で、オリンピック、全米オープンの2つの重要な大会を欠場することになった。プレーしたいと心の底から思っていた大会だったんだ。試合に復帰してテニスツアーを楽しみたいと本当に思っている。しかし、膝を安静にする必要があるし、長い期間が私の前にあるんだ。」と、現在の心境を語った。
ナダルは完治に向けて、薬物療法や理学療法、リハビリテーションプログラムを含む治療を受けていた。「医師と会ってからは良くなっていると感じた。数週間ではっきりと改善していることを感じ、手術を回避できたことにとても喜びを感じたよ。」と、ナダルは話す。
ナダルは今年の全仏オープンで史上初となる7回目の優勝を飾るも、同年のウィンブルドン2回戦でL・ロソル(チェコ共和国)にフルセットの末に敗退する大波乱に見舞われていた。
また、7月始めに世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)とエキシビジョンマッチを予定していたが、ナダルはウィンブルドン以降コートに立っていない。
ナダルの膝の怪我は今回に限ったことではなく、2009年にも同様に怪我でツアーから離脱していた時期があった。
既に欠場を決めているデビスカップに続き、続く上海マスターズも欠場することとなる。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.