HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会9日目の4日、センターコートで男子シングルス準々決勝が行われ、第4シードのA・マレー(英国)が第7シードのD・フェレール(スペイン)に6-7 (5-7), 7-6 (8-6), 6-4, 7-6 (7-4)の逆転で勝利、4年連続となる準決勝進出を果たした。
地元の期待を一身に背負い今大会に出場しているマレーは、準決勝で第5シードのJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。1936年のフレッド・ペリー以来となる地元勢優勝を目指すマレーは、2009年にはA・ロディック(アメリカ)、2010年と11年にはR・ナダル(スペイン)に準決勝で敗れていた。
「今の目標は次の試合に勝って、初めての決勝に進出することです。」とマレー。「間違いなく嬉しいです。この数年、ここでは良い結果を残せていますが、それに満足はしていません。もっと勝ち進みたいです。」
マレーはツォンガに対して5勝1敗と勝ち越している。その対戦にはグラスコートでの2試合も含まれている。マレーは2010年の今大会準々決勝、そして2011年のクィーンズ大会決勝でツォンガに勝利している。
今年の全仏オープン準々決勝でも対戦していたマレーとフェレール、その時はフェレールがマレーを破り、準決勝に進出していた。この試合でもフェレールが第1セットを先取、第2セットでも5-3とリードを奪う。
「コートの一方のサイドではサーブキープが難しいと思っていました。」とマレー。「彼のサービング・フォー・ザ・セットの時、どちらも彼はそちら側でした。1球でも多く彼にプレーさせようとしまして、ポイントをコントロールしようとしました。」
しかし、第2セット第9ゲームでマレーがブレークバックに成功すると、このセットもタイブレークに突入する。タイブレークではフェレールが序盤からリードを奪い5-2とするが、ここからマレーが逆転で奪う。フェレールにはセットポイントのチャンスがあった。
「カギは第2セットだと思います。タイブレークでセットポイントがあった時です。」とフェレール。「だけど、アンディは重要なポイントで本当に良いプレーをしていました。彼は僕よりも積極的でしたし、より良いプレーでした。これまではウィンブルドンの準々決勝には進出できませんでした。この2週間は本当に良いテニスをプレーできましたし、それには満足しています。」
第2セットを逆転で奪ったマレーは、第3セット第9ゲームでブレークに成功し、ゲームカウント5-4とこの試合初めてのブレークアップとリードを奪うと、続くゲームをキープしてセットカウント2-1とする。
第4セットはお互いに2本ずつのブレークチャンスがありながらもブレークはできず、この試合3度目となるタイブレークに突入すると、このタイブレークを制したマレーが勝利、3時間52分でベスト4進出を果たした。
この試合を通して、マレーは61本のウィナーと18本のサービスエースを決めている。一方のフェレールは44本のウィナーと6本のサービスエースを決めている。凡ミスの数は、マレーが39本、フェレールが31本だった。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.