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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は大会8日目の3日、男子シングルス4回戦5試合が行われ、第5シードのJW・ツォンガ(フランス)が第10シードのM・フィッシュ(アメリカ)に4-6, 7-6 (7-4), 6-4, 6-4で勝利するなど、ベスト8が出揃った。
男女を通じて最後のベスト8進出者となったツォンガは、準々決勝でP・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。第27シードのコールシュライバーは、B・ベイカーを6-1, 7-6 (7-4), 6-3で下し、ベスト8入りを果たしている。
コールシュライバーとの対戦について聞かれたツォンガは「彼にとって最高の試合になるでしょう。彼は準決勝に進出したことがないし、厳しいプレーをしてくると思います。とてもタフな試合になるでしょう。何も失うものはないので、自分のプレーに集中するだけです。」と、意気込みを語っている。
月曜日に始まっていたこの試合、雨による中断となる前はフィッシュが6-4, 1-1でリードしていた。しかし、火曜日に試合が再開され、雨によって再び中断した時はツォンガが4-6, 7-6 (7-4), 6-4, 4-2と、逆にリードを奪うことに。
午後3時に中断され午後5時過ぎにようやく試合が再開されると、ツォンガがしっかりとサービスキープを続け、最後はこの試合20本目となるサービスエースで決めた。
敗れたフィッシュは「今日は勝てるプレーでした。今日のプレーなら大抵の選手には勝てたでしょう。彼はこのサーフェスでベストの選手の一人。自分のプレーには満足しています。もしかしたら、今日の彼は昨日よりも良いプレーをして、こちらは昨日よりも良いプレーではなかったかも知れません。もし雨が降らなかったとか、誰に分かるというのでしょう。」と、試合を振り返った。
第4シードのA・マレー(英国)は第16シードのM・チリッチ(クロアチア)に7-5, 6-2, 6-3のストレートで勝利、5年連続となるベスト8進出を果たしている。
過去3年は準決勝に進出していながらも、いまだ決勝に進出したことがないマレーは、D・フェレール(スペイン)と準々決勝で対戦する。第7シードのフェレールは、第9シードのJ・M・デルポトロに6-3, 6-2, 6-3のストレートで勝利している。
マレーとの対戦を控えたフェレールは「アンディに勝利するのは、どのサーフェスでも難しいことですし、グラスコートではより難しくなるでしょう。彼に勝つためには、ベストのプレーをしなくてはなりません。」と、意気込みを語っている。
残る試合では、第31シードのF・マイヤー(ドイツ)が第18シードのR・ガスケ(フランス)に6-3, 6-1, 3-6, 6-2で勝利、2004年以来2度目となるベスト8進出を果たしている。
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