- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

第5シードのセリーナが初の初戦敗退◇全仏オープン

テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会3日目の29日、女子シングルス1回戦が行われ、地元勢のV・ラッツァーノ(フランス)が第5シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)に4-6, 7-6 (7-5), 6-3の逆転で勝利、2回戦に進出する大番狂わせが起きている。

第1セットを先取したセリーナは、第2セットでは勝利まであと2ポイントというチャンスが9回もあり、さらにタイブレークでは5-1と大きくリードしていた。しかし、世界ランク111位のラッツァーノは6ポイントを連取して第2セットを奪うと、第3セットでは試合の主導権を握った。

「今日は過去にないくらいのミスを犯してしまいました。それも人生です。」とセリーナは肩を落とした。

今季のクレーシーズンで、セリーナは2つのタイトルを含む17勝0敗と絶好調だった。しかし、前哨戦であるローマでは準決勝を前に背中の怪我を理由に棄権していた。

怪我について聞かれたセリーナは「何も以上は感じません。100%健康です。」と、体調面での不安はなかったとしている。

崖っぷちから第2セットを奪ったラッツァーノは、第3セットでは一気に5-0とリードを奪う。セリーナはそこから3ゲームを取り返すと、第9ゲームだけで23分にも及ぶ激闘となった。

このゲームでセリーナは5本のブレークチャンスがあった。「もしブレークできたら、次は自分のサーブに戻れると考えていました。そういったことが頭の中をよぎっていました。」と、セリーナはその時の状況を振り返っている。

5本のブレークピンチを切り抜けたラッツァーノは、8本目のマッチポイントでようやく試合に終止符を打つと、今大会の優勝候補の一人を大会から退場させることとなった。

大金星となったラッツァーノは「素晴らしいチャンピオンが相手だったので、ものすごく集中しなければなりませんでしたし、最後の最後まで彼女は諦めることはありませんでした。精神的に強くある必要がありましたし、全てを懸けました。」と、試合を振り返った。

30歳のセリーナは1998年からグランドスラムに出場しているが、1回戦で敗退するのは今大会が初めてのこととなった。

女子シングルスのボトムハーフで、セリーナと並び優勝候補と考えられている第2シードのM・シャラポワ(ロシア)は、A・カダントゥ(ルーマニア)に6-0, 6-0と完勝、順当に2回戦に進出している。

今大会で優勝すると生涯グランドスラム達成となるシャラポワは「相手がどんなに悪くプレーしようとも、良いプレーしようとも、試合には勝たなくてはなりません。どちらがチャンスを掴むのかというだけです。」とコメントを残している。

四大大会では今大会を除く3大会でタイトルを獲得しているシャラポワであるが、唯一クレーコートで行われる全仏ではいまだに決勝進出すら果たしていない。昨年は自己最高記録に並ぶベスト4で敗退していた。

「年を追うごとに上達している感覚がありますし、それをもっと楽しめるようになりました。」とシャラポワ。「試合やポイントの組み立てについてたくさん学びました。数年前よりもフットワークも良くなりましたし、リカバリーの際に助かっています。」

この日の試合が全仏オープンデビューだったカダントゥは「あのように大勢の観客がいることでいっぱいです。とても楽しめました。」と、初めての大舞台に興奮した様子だった。

これ以上ない完璧な滑り出しを見せたシャラポワは、2回戦で森田あゆみ(日本)と対戦する。森田はこの日、P・エルコグ(スロベニア)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で下し、2年連続となる2回戦進出を果たしている。

この他の試合の結果は以下の通り。

P・クヴィトバ(チェコ共和国) (4) ○-× A・バーティ(オーストラリア), 6-1, 6-2
C・ウォズニアキ(デンマーク) (9) ○-× E・ダニリドー(ギリシア), 6-0, 6-1
F・スキアボーネ(イタリア) (14) ○-× クルム伊達公子(日本), 6-3, 6-1
M・キリレンコ(ロシア) (16) ○-× V・ライエール(フランス), 6-1, 6-2
A・パブリュチェンコワ(ロシア) (22) ○-× G・アーン(ハンガリー), 6-4, 6-4
K・カネピ(エストニア) (23) ○-× A・パノワ(ロシア), 6-3, 6-3
J・ジョルジュ (25) ○-× L・フラデカ(チェコ共和国), 7-6 (7-1), 6-4
S・ポン(中国) (28) ○-× T・パスゼック(オーストリア), 6-4, 6-3
H・ワトソン(英国) ○-× E・ヴェスニナ(ロシア), 6-2, 6-4
I・C・ベグ(ルーマニア) ○-× A・レザイ(フランス), 7-5, 5-7, 6-2
K・ザコパロバ(チェコ共和国) ○-× L・ツレンコ(ウクライナ), 6-2, 6-1
A・ルス(オランダ) ○-× J・ハンプトン(アメリカ), 6-4, 4-3, 途中棄権
T・ピロンコバ(ブルガリア) ○-× Y・ウィックマイヤー(ベルギー), 3-6, 6-0, 6-3
L・ドミンゲス=リノ(スペイン) ○-× M・イラコビッチ(ニュージーランド), 7-5, 7-5
U・ラドワンスカ(ポーランド) ○-× P・パルメンティエ(フランス), 6-4, 6-3
M・シンク(ハンガリー) ○-× A・ケタボング(英国), 6-1, 6-2
J・ガイドソバ(オーストラリア) ○-× M・リバリコワ(スロバキア), 6-3, 4-1, 途中棄権

(2012年5月30日7時43分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

9月14日

【告知】錦織圭ら出場 デビス杯1日目 (11時47分)

韓国OP 格上げもトップ10全員欠場 (11時04分)

年齢別大会多数開催!【10月大会】 (10時04分)

錦織圭「待ち遠しい」 日本で初開催 (9時04分)

大坂なおみ コーチと関係解消 (7時36分)

9月13日

「ピップマグネループfit」インフルエンサーで魅力発信 (18時31分)

【期間限定 9/30-11/24】那須高原の温泉・暖炉付きコテージで家族や仲間とテニスを楽しむお得な特別プラン提供開始!!  (18時00分)

島袋 死闘制し2週連続4強へ (17時30分)

錦織圭は「日本の大将」 (15時11分)

【1ポイント速報】島袋vsアトマネ (14時30分)

34本のダブルフォルト…ブレーク合戦の末に敗北 (14時02分)

錦織圭「僕はあと数年で消える…」 (13時38分)

錦織圭 デ杯出場「問題ない」 (12時38分)

デ杯 ‘22王者カナダが2連勝 (12時05分)

錦織圭 デ杯 単複3試合に出場 (10時55分)

全米の早期敗退「ポジティブな経験」 (10時45分)

柴原瑛菜 元世界4位との接戦に敗れる (8時45分)

ナダル、レーバー杯欠場を発表 (7時52分)

9月12日

18歳 小田凱人 ジャパンOP出場へ (15時47分)

【年齢別】団体戦大会開催 (15時35分)

【最低5試合保証】男子ダブルス大会開催 (15時35分)

錦織圭の出場「どう思いますか?」監督が逆質問 (15時08分)

崖っぷちから3時間死闘制し8強 (14時39分)

「日本が有利」コロンビア監督が言及 (14時02分)

錦織圭ら日本代表が有明で練習 (12時48分)

第2シード今井慎太郎ら初戦突破 (12時01分)

アルカラス 真骨頂発揮し会場沸かす (10時56分)

本玉真唯 完敗で2回戦敗退 (9時50分)

西岡良仁らデ杯へ向け調整 (8時50分)

錦織圭に遭遇「夢のような瞬間」 (7時51分)

9月11日

島袋将 相手途中棄権で8強 (18時58分)

【1ポイント速報】島袋将vsバイ (18時55分)

全米準Vフリッツ「意欲が湧く」 (15時02分)

西岡主催Yoshi'sCUP 第4回開催決定 (14時01分)

ズベレフ不在もドイツが全勝 (11時59分)

四大大会初準Vで自己最高3位に (11時05分)

UCHIYAMA CUP 今村昌倫ら初戦突破 (10時01分)

シャポ&オジェ活躍 カナダ勝利 (9時08分)

柴原瑛菜 WTA500本戦初白星 (7時57分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!