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女子テニスツアーのモーリラ・ホバート国際(オーストラリア/ホバート、賞金総額22万ドル、ハード)は10日、シングルス1回戦残り3試合と2回戦5試合が行なわれ、第1シードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)が主催者推薦で出場のC・デラクア(オーストラリア)を6-1, 6-1で一蹴し、順当にベスト8進出を決めた。
世界ランク29位のウィックマイヤーは第1セットでは2度、第2セットでも3度のブレークをデラクアから奪い、わずか61分のストレートで準々決勝進出を決めた。
2008年には自己最高位の39位を記録していたデラクアだが、その後は怪我に泣かされツアーから離れていた。復帰を目指す彼女は、昨年終盤にツアー下部のサーキット大会で6大会連続優勝を飾るなど、本来のプレーを取り戻し始めていた。
今大会も1回戦では同55位のG・ウォスコボエワ(カザフスタン)に勝利し、世界の舞台で戦う自信を取り戻していた。しかしこの日は、2010年のUSオープンでベスト4入りし、元世界ランク12位であるウィックマイヤーの前に成す術もなく、世界のトップレベルの力を見せ付けられた。
ウィックマイヤーは準々決勝では第8シードのI・C・ベグ(ルーマニア)を6-4, 6-2で破る金星を飾ったS・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。
その他に行なわれた2回戦では、第4シードのA・クルベール(ドイツ)がS・エラーニ(イタリア)を6-1, 6-2で、A・チャクエタゼ(ロシア)がT・ピロンコバ(ブルガリア)を6-3, 6-2で、S・シルステア(ルーマニア)がB・マテック(アメリカ)を2-6, 6-3, 7-5の逆転で倒し、ベスト8へ名を連ねた。
チャクエタゼは2007年9月には自己最高位の5位まで上ったが、昨年は内耳疾患から目眩に襲われ、6月のウィンブルドン以降は大会へ出場していなかった。現在世界ランク234位の彼女は、怪我や病気でツアー離脱した選手への特別措置としてのスペシャル・ランキングを用いて今大会へエントリーしていた。
この日の試合でチャクエタゼは、2010年のウィンブルドンでベスト4、昨年のウィンブルドンでもベスト8入りしている同48位のピロンコバ相手に、第1セットでは4度、第2セットでも3度のブレークを奪いわずか63分で一蹴して、2010年10月以来となるベスト8進出を決めた。
この日行なわれた残りの1回戦では、第2シードのA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)がC・スアレス・ナバロ(スペイン)との同胞対決を6-2, 7-6 (7-3)のストレートで制し、第6シードのS・ペア(イスラエル)がL・フラデカ(チェコ共和国)を6-3, 6-1で、予選勝者のS・ジョーンズがラッキールーザーのK・バロア(ドイツ)を6-1, 6-4で倒し、初戦突破を決めた。
メディーナ=ガリゲスがM・バーテル(ドイツ)と、ペアはジョーンズと、それぞれ2回戦で顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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