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男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額43万4250ドル、ハード)は7日、シングルス準決勝2試合が行われ、第1シードのA・マレー(英国)が地元勢で第8シードのB・トミック(オーストラリア)に6-3, 6-2のストレートで勝利、決勝に進出した。
この日の試合は第6ゲームまでサービスキープが続く展開となるが、ここからマレーが5ゲームを連取して第1セットを奪うと、第2セット2-0とリードする。
世界ランク4位のマレーは攻撃の手を緩めず、さらにブレーク成功すると、自身のサービスゲームでは1本もトミックにブレークポイントを与えず、1時間10分で試合を決めた。
今大会最初の2試合ではともに第1セットを落としていたマレーであったが、準々決勝では元世界ランク8位のM・バグダティス(キプロス)にストレートで勝利するなど、次第に調子を上げてきていた。
この日の試合では13本のサービスエースを決めていたマレーは「今日はサーブが良かったし、それはバーナード相手には大切なことです。フットワークがとても良くなりました。自分のプレースタイルで大部分を占めています。動きが良いときは、ほかのことも良くできます。」と自身のプレーを振り返った。
さらにマレーは「今週初めのフットワークは10のうち1くらいでした。今は10のうち8か9くらいです。まだ良くなりますが、良いプレーもしています。」と、まだまだ調子が良くなっていくことを示唆している。
英国勢として1936年のF・ペリー以来となるグランドスラム優勝を目指すマレーは、今シーズンからメジャー8勝の元王者であるI・レンドル(アメリカ)をコーチとすることを発表しており、土曜日から合流していた。
「新しい誰かと取り組みを始める時は変化がありますが、自分は勝つことに興味があるだけ。」とマレー。「醜いプレーでも、悪いプレーでも素晴らしいプレーでも気にしません。勝つために全力を尽くすだけです。幸運なことに、今日はトップレベルのプレーでした。彼がいよといまいと、全力を尽くすだけです。」
またマレーは戦術についてレンドルと話したことは、自分のゲームプランにプラスとなるとしながらも、元王者が自分のコートサイドにいることにプレッシャーを感じていることを隠さなかった。
「彼がここにいてくれて嬉しいよ。彼は僕を助けてくれるでしょう。彼とは初日でしたが、楽しめました。彼にはたくさんの知識や経験があります。」とレンドルへの信頼を語ったマレーは、決勝で第3シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。
23歳のドルゴポロフはこの日、第2シードのG・シモン(フランス)を6-3, 6-4のストレートで破り、決勝進出を決めている。
今大会の優勝賞金は7万4370ドル。
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