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四大大会で7度の優勝を飾っているV・ウィリアムズ(アメリカ)。31歳のヴィーナスは、自己免疫疾患の一種であるシェーグレン症候群を発症しており、今年9月の全米オープンを最後に公式戦から遠ざかっている。ツアー復帰戦として予定していたASBクラシック(1月2~7日)を欠場することに決めたことは先日お伝えした通り。しかし、1月16日から始まる全豪オープンには依然として出場する見込みだ。
全豪オープンのトーナメント・ディレクターであるクレイグ・タイリー氏はヴィーナスのエージェントと話をし、出場の意向を確認している。「連絡を取りました。スケジュールに変更はないそうです。予定通り出場するとのことです。」と金曜日発行のオーストラリアの新聞でコメントしている。
現在、ヴィーナスは、野菜を中心とした食事療法などで治療を行っている。シェーグレン症候群にかかると腺細胞からの分泌物が低下し、ドライアイやドライマウス、関節炎や筋炎といった様々な症状が現れる。全米を2回戦で棄権した際の理由もこの症候群だった。
過去、ウィンブルドンで5度の優勝を誇る元世界女王のヴィーナス。現在の世界ランキングは102位にまで下降している。しかし先月、ヴィーナスが語ったところでは、2012年のシーズンはツアーに完全復帰し、ランキングを上位まで戻したい、とのことだ。
ヴィーナスは金曜日に妹のS・ウィリアムズ(アメリカ)とともにフロリダでエキシビション・マッチに参加し、ミックスダブルスをプレーした。これは若者の教育のためのチャリティー・イベントとなっている。
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