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女子テニスツアーのバクー・カップ(アゼルバイジャン/バクー、賞金総額22万ドル、ハード)は木曜日にシングルス2回戦残り4試合が行われ、第2シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)が予選を勝ち上がったE・ボヴィナ(ロシア)を6-4, 6-0と、わずか70分の圧勝で退けるなど、ベスト8が顔を揃えた。
今大会の1回戦では何と25本ものダブルフォルトを犯すなど、自ら苦しい試合展開を招いていたパブリュチェンコワは、この日も出だしからブレークを許す苦しいスタートだった。第2ゲームでブレークを奪ったボヴィナは、第4ゲームでもブレークポイントを握り4-0と大きくリードするチャンスがあったが、リードを守りきることが出来なかった。すると流れが徐々にパブリュチェンコワへ。
第7ゲームでボヴィナからブレークバックに成功した世界ランク13位のパブリュチェンコワは、第9ゲームでもブレークを奪い5-4と逆転に成功。続く自身のサーブをラブゲームでキープし第1セットを先取した。第2セットは流れを掴んだパブリュチェンコワが、2005年4月に自己最高位の14位へ上り詰めたボヴィナに自身のテニスをさせず、1ゲームも与えない快勝で8強入りを決めた。
ベスト4進出を懸けてパブリュチェンコワは、G・ウォスコボエワ(カザフスタン)と準々決勝で対戦する。
その他、第1シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)はK・クコバ(スロバキア)との2回戦を行ったが、6-0, 3-0とリードしたところで、足の怪我を理由に途中棄権を申し入れ、ズヴォナレーワは労せず準々決勝へ駒を進めた。その準々決勝でズヴォナレーワはA・タチシュビリ(グルジア)と顔を合わせる。
タチシュビリはラッキールーザーのT・ミカゼを7-6 (7-4), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。21歳で世界ランク93位のタチシュビリは、接戦となった第1セットをタイブレークの末に奪うと、第2セットでは1度もブレークポイントを握らせず、1時間39分のストレート勝利で、昨年7月以来となる自身2度目のツアー8強入りを果たした。
残りの試合では、K・ボンダレンコ(ウクライナ)が第4シードのE・マカロバ(ロシア)を6-1, 6-4で下す金星を飾った。昨年は左膝の怪我でツアー離脱を余儀なくされたボンダレンコは、復活を懸けた今シーズンでは、開幕戦のオークランド大会でベスト8入りを果たしたものの、その後はウィンブルドンまで勝利に恵まれなかった。
しかしそのウィンブルドンで3回戦進出を果たすと、その後はバスタッド大会でベスト8、続くバートガシュタイン大会でベスト4入りと調子を上げて今大会に臨んでいた。この日も格上のマカロバを序盤から圧倒し、67分で勝利していた。準々決勝ではM・コリツェワ(ウクライナ)と戦う。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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