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男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、賞金総額75万ユーロ、芝)は8日、残りのシングルス1回戦が行われ、ディフェンディング・チャンピオンのL・ヒューイット(オーストラリア)がラッキールーザーのL・メイヤー(アルゼンチン)に6-2, 6-3のストレートで勝利、2回戦に駒を進めた。
今年3月に行われたインディアンウェルズ・マスターズを最後に、足と足首の怪我のためにツアーを離脱していたヒューイットは「試合にはそれほど期待していなかった。だけど、試合が進むにつれて状況が良くなっていったね。」と、復帰戦の感想を述べている。
またヒューイットは第1シードのR・フェデラー(スイス)と1回戦で対戦する予定であったが、フェデラーが直前で出場を回避したため、メイヤーとの初戦となっていた。
「ドローについては心配していなかったよ。」とヒューイット。「それよりも自分の体調の方が心配だったんだ。試合をプレーして、ブレークポイントに直面することが必要だったから、そのことは二の次だったよ。」
この日はシングルス2回戦4試合も行われており、第2シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)がJ・ヘルニチ(チェコ共和国)を6-3, 7-6 (9-7)のストレートで下し、ベスト8入りを決めている。
世界ランク7位のベルディフは、2度のブレークで第1セットを先制すると、第2セットでは4本目のマッチポイントで同胞のヘルニチを振り切った。
1回戦では対戦相手に3本のマッチポイントを握られるピンチを切り抜けていたベルディフは「自分のサーブで2本のマッチポイントを取りこぼしたことは、試合の後で考えればいい。だけど、そこから立ち直り、精神的に強くいられました。」と、試合を振り返った。
フェデラーが欠場したことにより、実質的に今大会のトップシードとなっているベルディフは、準々決勝でV・トロイキ(セルビア)と対戦する。第5シードのトロイキはこの日、I・アンドレエフ(ロシア)を6-3, 6-1で下してベスト8入りを決めている。
世界ランク12位のトロイキを迎え撃つベルディフは「本当にタフな試合になるでしょう。ランキングが勝っているだけです。彼はこの数週間、本当に良いプレーをしています。」と、準々決勝への意気込みを語った。
この他の2回戦では、第8シードのM・ラオニチ(カナダ)がT・カンケ(ドイツ)に7-6 (7-2), 6-3で、P・ペッツシュナー(ドイツ)がD・ヒメノ=トラバー(スペイン)に6-2, 6-4で勝利している。
今大会の優勝賞金は11万4750ユーロ。
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