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男子テニスツアーのイフ・ストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、賞金総額53万1千ユーロ、ハード)は21日、シングルス2回戦の残り5試合が行われ、第1シードのR・フェデラー(スイス)がT・デント(アメリカ)を6-1, 6-2で退けベスト8入りを決めた。この日の試合がツアー通算900試合目となったフェデラーは、わずか50分の圧勝で記念となる試合を飾った。
現役選手としては唯一となるキャリア900試合を達成したフェデラーは、この勝利で727勝173敗の通算成績とした。「初めてATPツアーの本戦に出場したのは1998年のこと。それから900試合。そして素晴らしい結果を残すことができた。これ以上のテニス人生はないし、区切りの試合にも勝利ができて嬉しいね。」と喜びを語った。
第1セットでは2度のブレークを奪いわずか18分で先取したフェデラーは、第2セットでも第2、第7ゲームでブレークを奪い、デントに自分のテニスをさせなかった。フェデラーがもしこの大会で優勝すると、P・サンプラス(アメリカ)が持つ64回目の優勝に並ぶ。
第2シードで世界ランク5位のR・ソデルリング(スウェーデン)もB・ベッカー(ドイツ)を6-3, 6-3と危なげなく倒し8強入りを決めた。「終始試合をコントロールできた。今日のような攻撃的なテニスができたことには満足している。あまり長い試合にはならなかったから、明日も元気にコートに立てると思う。」と、地元での快勝に気分を良くしていた。
フェデラーは第5シードで同胞のS・ワウリンカ(スイス)と、ソデルリングはF・マイヤー(ドイツ)と準々決勝で対戦する。
その他、第4シードのI・リュビチッチ(クロアチア)もA・クレマン(フランス)を6-3, 6-4のストレートで下して順当にベスト8入りを決めた。主催者推薦で出場のJ・ブレーク(アメリカ)は予選勝者のM・バシンガーを6-4, 3-6, 7-6 (7-2)の接戦で、同じく予選勝者のI・ドディグ(クロアチア)はT・カンケ(ドイツ)を6-1, 6-1で一蹴して準々決勝へ駒を進めた。
その準々決勝では、リュビチッチはドディグと、ブレークはJ・ニエミネン(フィンランド)と準決勝進出を懸けて戦う。
今大会の優勝賞金は9万5845ユーロ。
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