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女子テニスツアーの東レ・パン・パシフィック・オープン・テニス(東京/有明テニスの森、賞金総額200万ドル、ハード)は2日、シングルス決勝が行われ、第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が第7シードのE・デメンティエワ(ロシア)を1-6, 6-2, 6-3の逆転で下し、見事タイトルと優勝賞金35万ドルを手に入れた。
2006年のチャンピオンである世界ランク10位のデメンティエワは、第1セットでいきなり2度のブレークに成功し4-0とリードすると、そのままセットを先取する。しかし、世界ランク2位のウォズニアキは第2、第3セットの連取に成功し2時間ちょうどで逆転優勝となった。
「第1セットのエレーナは、たくさんのファーストショットを返してきて、良いプレーをしていました。第2セットでは、私に失うものはありませんでしたから、ボールを深く入れて、彼女をもう少しだけ走らせるように頑張りました。」
第2セットから失速してしまったデメンティエワであるが、第2セット第3ゲームで流れに乗るチャンスはあった。自らのサービスゲームで40-0としたデメンティエワであったが、ここからウォズニアキにブレークを許してしまっていた。
「逃したチャンスでした。」とデメンティエワ。「自分のサービスゲームで40-0とチャンスでしたが、ゲームを取りきることができず、彼女に勢いを与えてしまいました。」
20歳のウォズニアキは、来週行われるチャイナ・オープンで準々決勝以上に進出すると、S・ウィリアムズ(アメリカ)を抜いて世界ランク1位になることができる。このことについてウォズニアキは「ナンバー1になるのはずっと目標でしたが、今は目の前の試合に集中することです。」とコメントを残した。
今季すでに4つの大会を制しているウォズニアキは、これでデメンティエワとの対戦成績を4勝3敗とした。また現在のテニスのレベルは、体力面でのトレーニングの成果と明かした。
「いくつか変化がありました。少し成長しました。フィジカルだけでなく、メンタルもです。今は誰と試合をしても勝てる感じがします。」とウォズニアキはコメントを残した。
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