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男子テニスツアーのマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額85万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、A・ゴルベフ(カザフスタン)が第1シードのR・ソデルリング(スウェーデン)を6-3, 6-2で一蹴し、準決勝進出を決めた。試合時間はわずか71分だった。
ゴルベフはソデルリングの強力なサービスにもかかわらず4度のブレークに成功し、一方で4本あったブレークポイントのいずれをも凌いだ。世界ランク5位のソデルリングだが、プレーは安定せず、5本のサービスエースを繰り出したが、ダブルフォルトも6本を数え、自滅した。
試合後、ゴルベフは「すべてが完璧だった。大事なポイントでいいプレーができた。とてもハッピーだよ。スコア以上にタフな試合だったけれどね。彼(ソデルリング)と対戦するときは、チャンスがあればすぐにそれを掴まなければならない。トップ選手は小さな機会をみつけてすぐに盛り返してくるからね。」と話した。
ゴルベフは準決勝で第5シードのD・フェレール(スペイン)と対戦する。フェレールは準々決勝で第3シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を4-6, 7-5, 6-4で振り切っての勝ち上がり。
試合後、フェレールは「いい試合ができた。多分、今季最高の試合だ。タフな試合に勝ててうれしい。」と話している。
ドローの他の山では、第4シードのM・ヨージニ(ロシア)が第6シードのM・バグダティス(キプロス) を6-7(5-7), 7-5, 6-1の逆転で下し、準決勝に駒を進めた。ヨージニは準決勝で同胞で予選勝者のI・アンドレエフ(ロシア)と対戦する。アンドレエフは準々決勝でM・ラオニックを6-1, 3-6, 6-3で下しての勝ち上がり。
今大会で第2シードのN・ダビデンコ(ロシア)を撃破しているアンドレエフは、試合後、「とてもタフな試合だった。彼(ラオニック)はとてもいいプレーをする選手。サーブもとてもいいし、試合の組み立てもうまい。大きな可能性を秘めている。今日のプレーには満足している。チャンスをうまく生かして試合に勝てた。準決勝進出は2月以来のことでワクワクしている。連勝できているので自信もあるし、感触もいい。」と話している。
今大会の優勝賞金は15万3500ドル。
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