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男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・サバデル(スペイン/バルセロナ、賞金総額155万ユーロ、クレー)は月曜日に初日を迎え、シングルス1回戦12試合を行い、第15シードのN・アルマグロ(スペイン)がS・ベントゥーラ(スペイン)を6-1, 6-2とちょうど1時間で圧倒、順当に2回戦進出を果たした。
24歳のアルマグロは、今大会7度目の出場で、2006年にはベスト4進出も果たしていた。この日の試合では、10本のサービスエースを記録するなど好調で、自身のサービスゲームでは1度もブレークポイントを握られず、逆にベントゥーラから4度のブレークを奪い一蹴していた。
クレー巧者としても知られるアルマグロは、2回戦でS・グロイル(ドイツ)と対戦する。グロイルは、予選を勝ち上がったP・リバ(スペイン)を6-4, 6-4で下しての勝ち上がり。
その他のシード選手では、第13シードのT・ベルッチ(ブラジル)がJ・ニエミネン(フィンランド)を6-4, 6-4のストレートで破り、順当に初戦突破を果たした。初戦敗退を喫した昨年の大会時には世界ランク73位だったベルッチは、現在では33位と大幅にランキングを上げる活躍を見せる成長株。22歳のベルッチは今季は既に2月のチリでのクレー大会で優勝を果たし、その後地元のブラジルでベスト8とクレーで成績を残している。
この日のベルッチは、元世界ランク13位のニエミネンに各セット1度ずつブレークを許したものの、それを上回る2度ずつブレークを逆に奪い、1時間27分のストレートで倒して好調を維持していた。2回戦ではV・ハネスク(ルーマニア)とA・ベック(ドイツ)の勝者と顔を合わせる。
その他、R・ガスケ(フランス)がI・アンドレエフ(ロシア)を7-6 (7-5), 6-4で倒して2回戦へ進んだ。第1セットは両者2度ずつブレークを奪い合う展開でタイブレークへともつれ込んだが、ガスケが元世界ランク7位の実力を発揮し接戦でセットを先取。第2セットは4-4からの第9ゲームでアンドレエフのサーブをブレークしたガスケが、続く自身のサーブをしっかりキープしてゲームセット。第5シードのF・ベルダスコ(スペイン)との2回戦へ勝ち上がった。
今大会上位8シード選手は1回戦が免除されているため、ベルダスコは2回戦からの登場となる。第1シードでエントリーしていたR・ナダル(スペイン)だが、月曜日に欠場を表明した。ナダルは今季のクレーシーズンのスケジュールが上手く組まれていないとのコメントを出し、日曜日に6連覇の偉業を成し遂げた疲労から、5連覇中の今大会でのプレーを諦めざるを得なくなった。
同じく第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)、怪我からの復帰を計っているD・ナルバンディアン(アルゼンチン)も、それぞれ怪我を理由に欠場を表明している。
その他のシード勢は、第2シードがR・ソデルリング(スウェーデン)、第3シードがJW・ツォンガ(フランス)、第4シードがF・ゴンサレス(チリ)、第7シードがJ・C・フェレーロ(スペイン)、第8シードがD・フェレール(スペイン)と続く。
その他の試合結果は以下の通り。
G・ガルシア=ロペス(スペイン) ○-× C・ロクス(ベルギー), 5-7, 6-1, 6-3
M・グラノジェルス(スペイン) ○-× L・クボット(ポーランド), 6-4, 6-3
J・ハジェク(チェコ共和国) ○-× P・スタラーチェ(イタリア), 6-1, 6-4
O・エルナンデス(スペイン) ○-× I・マルチェンコ(ウクライナ), 6-2, 6-4
T・デ=バッカー(オランダ) ○-× A・ファリャ(コロンビア), 6-1, 6-0
E・シュワンク(アルゼンチン) ○-× F・フォニュイーニ(イタリア), 6-1, 6-3
J・I・チェラ(アルゼンチン) ○-× F・クラジノビッチ, 6-1, 6-4
P・クエバス(ウルグアイ) ○-× H・ザバリョス, 7-6 (7-2), 6-2
賞金総額28万6000ユーロ。
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