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男子テニスツアーのオープン13（フランス/マルセイユ、賞金総額５７万６０００ユーロ、ハード）は大会初日の月曜日にシングルス１回戦３試合が行われ、第７シードのＭ・バグダティス（キプロス）がＤ・ブランズ（ドイツ）を6-3, 6-2と危なげなく退け、順当に２回戦へ駒を進めた。

２００６年の全豪オープン準優勝者のバグダティスは、この日はサーブが絶好調で、相手に握られたブレークポイントはわずか１度で、そのポイントも与えることなく退け、第１サーブでは８５％と高い確率でポイントを獲得していた。逆にブランズのサービスゲームを３度ブレークに成功するとわずか６８分で勝利を決めた。

２回戦ではＭ・ロドラ（フランス）とＥ・ロジェ=ヴァセラン（フランス）の勝者と対戦する。ロドラは、昨年の決勝で同胞のＪＷ・ツォンガ（フランス）に惜しくも破れ、準優勝だった。

その他、Ｍ・ズベレフ（ドイツ）が主催者推薦のＤ・グエス（フランス）を7-6 (7-3), 6-4で、Ｆ・セラ（フランス）がＩ・クニツィン（ロシア）を6-3, 6-3と、いずれもストレートで下して初戦突破を果たした。

ズベレフは第２セット、5-3とリードし、サービング・フォー・マッチを迎えるも、グエスの粘りを受けブレークされてしまう。しかし続くグエスのサービス・ゲームで、グエスが失速。１ポイントも奪えずブレークに成功したズベレフが１時間４２分で勝利を物にした。

ズベレフは第４シードのＴ・ロブレド（スペイン）と、セラは第８シードのＪ・ベネトー（フランス）と予選勝者のＳ・ボーリ（スイス）の勝者とそれぞれ２回戦で対戦する。

今大会上位４シード選手は１回戦が免除されており、第１シードには先週のABNアムロ世界テニス・トーナメントで今季初優勝を飾ったＲ・ソデルリング（スウェーデン）、第２シードが前年度チャンピオンのツォンガ、第３シードは地元期待のＧ・モンフィス（フランス）、第４シードにロブレドとなっている。

今大会の優勝賞金は９万２４００ユーロ。