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男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額42万4250ドル、ハード)は4日、シングルス1回戦8試合が行われ、コカイン陽性反応から出場停止処分が下され、自身で無実を証明してツアー解禁となったR・ガスケ(フランス)がJ・ニエミネン(フィンランド)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで下し、2010年のシーズンを勝利でスタートさせた。
昨年3月、マイアミで行われた検査でコカイン陽性反応が出たガスケだったが、ナイトクラブで知り合った女性とのキスが原因で微量のコカインが検出されたことを自ら証明し、ツアー出場禁止処分の汚名を晴らしてコートに立った彼は、2時間1分のフルセットで勝利を飾り、再び世界のトップへのチャレンジをスタートさせた。
「頭の中に、テニス以外のことが何もない状態で試合に臨めること自体、僕にとってとても良いことさ。リラックスしてプレーできることが、今は一番大切なこと。」と語るガスケは、昨年の同大会ではベスト4入りを果たしており、今年はそれ以上の成績を目指す。
その他、大会第1シードのA・ロディック(アメリカ)もP・ルクザック(オーストラリア)を7-6 (7-5), 6-2で、昨年度のチャンピオンである第2シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)も主催者推薦のJ・ミルマンを6-4, 6-0と、いずれもストレートで下し、シーズン初戦を勝利で飾った。
膝の怪我で昨年のツアー最終戦を欠場するなど、調整に不安の声があったロディックだったが、この日は第1セットこそタイブレークにもつれたが、セットポイントは自身13本目のサービスエースで締めくくり、続く第2セットは第5、第7ゲームでブレークを奪い、調子を高めつつ勝利を手中に収めた。
昨年度覇者のシュティエパネックはこれで、同大会6連勝を記録し、2連覇へ向けて一歩前進した。
その他の試合では。A・ファリャ(コロンビア)が第7シードのJ・シャーディ(フランス)を6-4, 6-4で、第8シードのT・ベルッチ(ブラジル)がJ・I・チェラ(アルゼンチン)を6-3, 3-6, 6-1で、W・オディスニク(アメリカ)がA・クレマン(フランス)を6-4, 7-6(7-2)で、M・ジケル(フランス)がP・ペッツシュナー(ドイツ)を6-3, 6-1で、H・レビ(イスラエル)がM・ロドラ(フランス)を6-2, 6-0で下して2回戦へと進んだ。
今大会の優勝賞金は6万3800万ドル。
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