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テニスの四大大会、今季初戦の全豪オープンは１５日、大会２日目にシングルス１回戦を行い、女子では第２シードのＳ・クズネツォワ（ロシア）、第４シードのＡ・イバノビッチ（セルビア）、第６シードのＡ・チャクエタゼ（ロシア）、第８シードのＶ・ウィリアムズ（アメリカ）が初戦を迎える。

クズネツォワは、全豪と相性が良く過去ベスト４に進んだこともあるＮ・デシー（フランス）と対戦する。女王Ｊ・エナン（ベルギー）に次ぐ世界ランク２位のクズネツォワだが、最高でもベスト８までしか進んだことが無く、この２年間は４回戦敗退に終わっている。
しかし、昨年はＵＳオープンで決勝に進出し、今季は前哨戦のメディバンク国際で準優勝するなど、ランキングに恥じない活躍を残しており、メルボルンでも結果を出したいところ。

昨年覇者のＳ・ウィリアムズ（アメリカ）の姉、元女王のヴィーナスはヤン・ツー（中国）と顔を合わせる。２７歳のヴィーナスは、全豪では２００３年に決勝に進んだのが自己ベストだが、昨年ウィンブルドンで自身６度目の四大大会優勝を飾るなど、今大会でも優勝候補の１人となっている。
昨年は手首の怪我のために欠場しており、今年は２年ぶりの出場となっている。

昨年大躍進を果たしたセルビア勢の１人、今週自己最高の世界ランク３位に上昇したイバノビッチは、Ｓ・シルステア（ルーマニア）と対戦する。イバノビッチは昨年、ツアー３勝を果たして、初の年間ランキングトップ１０入りを成し遂げた。全豪では３回戦止まりとなっており、セカンドウィーク勝ち残りを目指す。

昨年末に自宅に強盗が入るという不運に見舞われたチャクエタゼは、Ａ・ペトコビッチ（ドイツ）との対戦。昨年は、夏のＵＳオープンシリーズでの２大会連続優勝を含め、自己最多の４勝を上げたイバノビッチ。今大会では、前回大会のベスト８越えを目指す。

また、日本勢では森上亜希子（日本）が登場し、新鋭Ｍ・クライチェック（オランダ）と対戦する。