HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(カナダ、モントリオール)
ロジャーズ・マスターズ(賞金総額245万ドル)は7日、シングルス2回戦を行い、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が勝利したが、第6シードのF・ゴンサレス(チリ)は逆転負けを喫した。第9シードのJ・ブレーク(アメリカ)は1回戦を突破した。
1回戦が免除されていたジョコビッチは、ウィンブルドン3回戦でも対戦したN・キーファー(ドイツ)に6-3, 6-3で快勝し、順当に2回戦を突破した。
大躍進の年を迎えている20歳のジョコビッチは、全仏オープンとウィンブルドンで準決勝に進み、世界3位までランキングを上昇させた。またマスターズ・シリーズではインディアンウェルズで準優勝、マイアミで優勝と、ハードコートの大会で成績を残している。そして今季3勝という成績をおさめ、11月に上海で行われるツアー最終戦マスターズ・カップに向けて良い位置につけている。
「僕にはいつも目標がある。年初に良いスタートを切った後の目標は、マスターズに出るということだった。今はマスターズ大会に出ているわけだし、素晴らしいことだよね。凄い達成感があるよ。とても満足している。でもここで足を止めるつもりはない。後半もよく頑張るよ。」とコメントしたジョコビッチは順当に勝ち上がれば、準々決勝で第5シードのA・ロディック(アメリカ)と顔を合わせる。
今季全豪オープン準優勝のゴンサレスは、R・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦したが、7-6(7-2), 6-7(1-7), 4-6で敗れた。ゴンサレスは昨年の同大会ではベスト4に進んでいたが、7月のロサンゼルスの大会でも1回戦で敗退するなど、不調に陥っている。
また、地元アメリカ勢の1人、ブレークはJ・メルツァー(オーストリア)に7-5, 7-6 (7-4)で勝利し、2回戦に進出した。ブレークはこのカナダで行われているマスターズ・シリーズで、3大会連続2回戦止まりとなっており、今年は初の3回戦進出を目指す。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.