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(トルコ、イスタンブール)
イスタンブール・カップ(賞金総額20万ドル、ティア3、クレー)は22日、シングルス1・2回戦を行い、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)がT・ピロンコバ(ブルガリア)を6-4, 7-6(7-1)のストレートで下し、準々決勝進出一番乗りを果たした。
3月27日のソニー・エリクソン・オープン4回戦でS・ウィリアムズ(アメリカ)にストレートで敗れて以来、肩の怪我の治療のため7週間ツアーを離れていたシャラポワは、この日は本来のキレがなく、出だし苦しい展開を強いられる。序盤、1-3とピロンコバにリードを許すものの、4ゲームを奪い返すと徐々に集中力を高め、第1セットを先取。第2セットも相手の粘りにあいタイブレークへ持ち込まれたが、世界ランク2位の実力を発揮し、辛くも勝利を物にした。準々決勝ではR・オプランディ(イタリア)とA・ラドワンスカ(ポーランド)の勝者と対戦する。
27日から始まる全仏オープンに向けて、シャラポワは今大会のみの調整で臨む。全仏オープンは、シャラポワにとって唯一ベスト8の壁を破れずにいる4大大会で、昨年は4回戦で敗退している。
この日1回戦に臨んだ4人のシード勢は、明暗が分かれる結果となった。第3シードのP・シュニーダー(スイス)はY・チャン(台湾)に6-1, 6-1で圧勝した。2回戦ではI・セノルーを6-3, 7-5で破ったV・キング(アメリカ)と顔を合わせる。
第4シードV・ウィリアムズ(アメリカ)はT・プーチェック(ベラルーシ)を6-1, 6-2で退けた。同大会2005年優勝のウィリアムズは、「自分にとって今年最初のグランドスラムとなる全仏オープンは、新しいシーズンのスタートとしては持って来いの場所だわ。」と、抱負を語った。ウィリアムズは今年1月の全豪オープンを怪我で欠場していた。
第6シードのA・グローネフェルド(ドイツ)はC・カスターノ(コロンビア)に6-7(3-7), 2-6で、第8シードのS・ミルザ(インド)もM・ショーネシー(アメリカ)に4-6, 3-6で敗れ、いずれも初戦で姿を消した。
今大会の優勝賞金は2万8千180ドル。
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