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2007年の男子国別対抗戦デビスカップが9日、世界各地で開幕し、昨年覇者のロシア、スペイン、フランス、ドイツなどが準々決勝へと駒を進めた。一昨年の優勝国クロアチアは1回戦で姿を消した。
スイス・ジュネーブで開催されたスイス対スペインは、スペインが3-2で勝利し、準々決勝進出を決めた。出場予定だったエースR・ナダル(スペイン)は太腿の怪我のため欠場となり、その怪我のためマルセイユ・オープンも欠場する見込み。初日を1-1で終えた両国は、2日目のダブルスでスペインのF・ロペス(スペイン)/ベルダスコ組がスイスのY・アレグロ(スイス)/M・キウディネッリ(スイス)を激戦で下し、スペインが一歩リード。3日目のリバースシングルス第1試合でF・ベルダスコ(スペイン)がS・ボーリ(スイス)を6-3, 6-3, 6-2のストレートで下し、見事スペインを勝利に導いた。
チリ・ラセレナで開催されているロシア対チリの試合は、昨年優勝のロシアが2-1とリードして3日目を迎えた。リバースシングルス第1試合は全豪準優勝のチリのF・ゴンサレス(チリ)がロシアのM・サフィン(ロシア)と対戦、6-3, 7-5, 6-4のストレートで下し2-2のタイへ。天王山の第2試合では、怪我のD・ツルスノフ(ロシア)の代役で出場しているI・アンドレエフ(ロシア)がN・マス(チリ)と対戦し、6-2, 6-1, 6-7 (1-7), 6-4で勝利し2回戦進出を決めた。
その他の1回戦では、フランス、ドイツ・ベルギー・アルゼンチン・スウェーデンが準々決勝進出を決めている。
フランス・クレモンフェランで行われたフランス対ルーマニア戦は、フランスが4-1で勝利。フランスのR・ガスケ(フランス)はルーマニアのA・パベル(ルーマニア)を6-3, 6-2, 7-5で下すと、A・クレマン(フランス)もF・メルゲアを7-5, 7-6(7-3)で倒した。フランスは準々決勝でロシア対チリの勝者と対戦する。
ドイツ・クレーフェルトで開催されたドイツ対クロアチアは、地元T・ハース(ドイツ)がI・リュビチッチ(クロアチア)を2-6, 6-4, 6-4, 6-4で下し、ドイツに勝利をもたらした。ドイツは2日目のダブルスでM・コールマン(ドイツ)/A・ヴァスケ(ドイツ)組がクロアチアのM・アンチッチ(クロアチア)/I・リュビチッチ組を6-4, 6-2, 7-6(7-5)で下して2-1とリードしていた。
ベルギーで開催されたベルギー対オーストラリアは、2日目が終わった時点でベルギーが2-1でリード。3日目は第1試合でオーストラリアのL・ヒューイット(オーストラリア)がO・ロクス(ベルギー)を6-2, 6-3, 6-7 (4-7), 3-6, 6-1で振り切り2-2のタイにまで持ち込んだものの、第2試合でベルギーのK・フリーゲン(ベルギー)がC・グシオネ(オーストラリア)を6-4, 6-4, 6-4で下し、ベルギーが3-2で勝利した。
アルゼンチンはリンツでオーストリアと対戦。インフルエンザにかかったJ・アカスーソ(アルゼンチン)の代役として登場したJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)がJ・メルツァー(オーストリア)を7-6 (7-4), 3-6, 6-4, 4-6, 6-2で振り切りアルゼンチンに勝利をもたらした。
ベラルーシ・ミンスクで行われているベラルーシ対スウェーデンは、2日目が終わった時点でスウェーデンが2-1のリード。3日目の第1シングルスでは、スウェーデンのR・ソデリングがM・ミルニ(ベラルーシ)を6-7 (8-10), 7-5, 6-7 (8-10), 7-6 (7-3), 6-3の激戦で振り切り、スウェーデンに勝利をもたらした。記者会見でソデリングは「いい試合だった。マックス(ミルニ)はいい選手ですばらしいファイターだから、彼は最後の最後まであきらめることがなかった。」と敗者を称えていた。スウェーデンは準々決勝でアルゼンチンと対戦する。
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