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ヒューイット快勝でスタートを切る◇アデレード国際
（オーストラリア、アデレード）
ネクスト・ジェネレーション・アデレード国際（賞金総額４１万９千ドル）は火曜日、地元の声援を受けるＬ・ヒューイット（オーストラリア）が登場し、Ｊ・ティプサレビッチ（セルビア）を6-1, 4-2（ティプサレビッチ棄権）で下し、今年の初戦を白星で飾った。
ヒューイットは昨年はサンジョゼとラスベガスとで優勝しているが、2002年ウィンブルドン以来グランドスラムのタイトルは取っておらず、今年こそ活躍が期待される。
今大会は、今年から試験的に始まったラウンドロビン形式を取り入れている。３２人が本戦入りした後、ノーシード勢ら１６人がラウンドロビン入りを決める１回戦を行い、その勝者８人が上位１６人と合流して２４人によるラウンドロビンが組まれる。ラウンドロビンでは３人ずつ８グループに別れ、それぞれのグループ内で総当たり戦をした後、各グループでベストの成績を出した選手が準々決勝のドローに組み込まれる仕組みだ。
グループ６のヒューイットは、Ｉ・クニツィン（ロシア）ともう１試合を行ったうえで、準々決勝進出なるか否かが決まる。
その他のグループでは、グループ１でトップシードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）がＪ・ハジェク（チェコ共和国）を6-0, 6-1で一蹴。グループ２では第５シードのＤ・フルバティ（スロバキア）がＰ・ゴールドスタイン（アメリカ）に2-6, 6-7(4-7)で敗れる不覚を取り、これで０勝２敗となりラウンドロビンで姿を消すことになった。
先日Ｍ・ヒンギス（スイス）との婚約を発表したばかりのＲ・シュティエパネック（チェコ共和国）は、グループ３でＶ・スペーディア（アメリカ）に4-6, 4-6で敗れた。
（2007年1月3日8時57分）
22勝目ズベレフ 世界4位へ浮上 
