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(日本、有明)
東京有明テニスの森公園で行なわれていたAIGジャパン・オープン大会最終日、男子シングルス決勝のR・フェデラー(スイス)対T・ヘンマン(英国)の一戦は、第1シードのフェデラーが第10シードのティム・ヘンマン6-3,6-3のストレートで下し、今季9勝、通算42勝目を挙げた。
コートを離れれば親友同士というフェデラーとヘンマンが決勝であたるとあって、この日有明テニスの森には午前4時から当日券を求める長蛇の列が出来た。満員の観客が見守る中、試合はフェデラーが序盤からハイペースでヘンマンを攻め立てゲームの主導権を握っていく。自身のサービスゲームを危なげキープしていく一方で、リターンゲームではヘンマンにプレッシャーをかけ続け、焦るヘンマンからサーブの乱れを引き出していく。第2サーブでの得点率81%、パッシングエースの数10本と、終わってみればフェデラーの完勝だった。「いつもの自分のテニスをすれば勝つチャンスはある」と試合前に話していたヘンマンだったが、さすがにこの日は王者の完璧なプレーの前になす術がなかった。
優勝を決めたフェデラーは、「初めて参加する大会で優勝という結果が残せたことに満足している。日本のファンはとても親切でたくさん応援してくれた。ぜひ来年もタイトル防衛に向け日本に戻ってきたい。」と笑顔でコメント。日本の印象については、「とても大きな街で、ニューヨークのようにもっとゴミゴミしているかと思っていたが、きれいで静かなので驚いた。」と話していた。
AIGオープン男子シングルスの優勝賞金は11万8000ドル(約1400万円)。
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