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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシング)
今月22日から24日に行われる男子デビスカップの準決勝の対ロシア戦へ向けて、アメリカチームのメンバーが監督であるパトリック・マッケンローから発表された。
敵地、モスクワで行われる準決勝には、A・ロディック(アメリカ)、J・ブレーク(アメリカ)、B・ブライアン(アメリカ)&M・ブライアン(アメリカ)の4名がアメリカ・ナショナルチームのメンバーとして選ばれた。
この4人は去年の9月のワールド・グループ・プレーオフからチームを組み、その時はベルギーを苦手のクレーで下し、今年の16チームで戦うワールド・グループ入りを決めていた。2月に行われたその1回戦でもルーマニアを4-1、4月の準々決勝ではチリを3-2で下し、負け無しの強さを誇っている。デビスカップはシングルス4試合、ダブルス1試合の5試合で争われる。
次のロシアとの準決勝はモスクワのオリンピック・スタジアムのインドアで開催され、コートは全仏オープンと同じレッドクレーが用意される。勝てば12月1日から3日に行われる決勝戦で、アルゼンチンとオーストラリアの勝者と世界1位を争う。
試合に向けマッケンロー監督は、「もし、ロシア戦に幸運にも勝つことができたら、おそらく決勝戦はアルゼンチンとすることになるだろう。なぜなら、地元ブエノスアイレスで、得意のクレーでオーストラリアを迎え撃つからね。でも、その前に大一番が待ち構えている。準決勝を忘れてはならない。我々も敵地で、苦手のサーフェースの試合になることから、不利な状況は否めない。」と、気を引き締めた。
ロシア・チームはN・ダビデンコ(ロシア)、M・サフィン(ロシア)、M・ヨージニ(ロシア)、D・ツルスノフ(ロシア)の布陣で臨む。ツルスノフ以外はまだUSオープンのシングルスで勝ち残っている強力布陣。アメリカ勢も負けず、ロディック、ブレークがシングルスで勝ち残り、ダブルスのトップ・シードのブライアン兄弟も3回戦まで勝ち上がっている。
マッケンローは加える。「ロシアは正に強敵だし、このUS・オープンでも活躍中だ。しかし、クレーが彼等にとって必ずしも得意なサーフェスだとは思わない。多分、我々アメリカ勢にとって苦手なサーフェスだという理由で選んだのだと思う。でもブレークは今年クレーで好成績を残し、ロディックもかつてクレーでは良い結果を出しているし、自信を取り戻している今は、問題はないだろう。ブライアン兄弟はどんなコートでも安定しているから、十分に勝つチャンスはあると考えているよ。」と、自信を覗かせた。
両国はこれまで2度対戦しており、いずれもアメリカが勝利している。1995年の決勝で対戦して以来、顔合わせがないが、その時も同じ会場で
同じサーフェースでアメリカが3-2で勝利を収めている。当時、P・サンプラス(アメリカ)は苦手とされたクレーだったが、シングルスで2勝を上げ、T・マーチン(アメリカ)と組んだダブルスでも勝利を飾っていた。しかしそれ以来、アメリカはデビスカップで優勝を上げておらず、11年ぶりの優勝を狙っている。
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