錦織圭 今季で現役引退を発表

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錦織圭
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男子テニスで元世界ランク4位の錦織圭が5月1日に自身のSNSを更新し、2026年シーズン終了後に現役を引退することを発表した。

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現在36歳で世界ランク464位の錦織はこれまでにシングルスでツアー通算12勝を挙げ、日本人男子として初のトップ10入りを果たし、自己最高世界ランクは4位を記録。さらに2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では準優勝を飾るなど、日本テニス界をけん引してきた存在だ。

同年はキャリア最高のシーズンとなり、ツアー4勝を挙げるとともにマッチ54勝14敗をマーク。全米オープン準決勝では当時世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)を破る金星を挙げ決勝に進出したほか、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では準々決勝でR・フェデラー(スイス)を撃破しベスト4入りを果たした。

さらに、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では3位決定戦でR・ナダル(スペイン)を破り、1920年のアントワープ・オリンピック(ベルギー/アントワープ)の単複で銀メダルを獲った熊谷一弥以来となる日本勢96年ぶりの銅メダルを獲得する快挙を成し遂げた。

また、ツアーレベルでの通算勝利数は451勝を数え、フルセットにもつれた試合での勝率は72.4パーセントと歴代でもトップクラスの数字を誇る。

近年は度重なる負傷に苦しみながらも復帰を目指してツアーに参戦。前週にはチャレンジャー大会にも出場していた。

今回の発表により、日本テニス界の象徴的存在が長年のキャリアに幕を下ろすこととなる。

【錦織圭 引退コメント全文】

今日は皆さまにご報告があります。このたび、今シーズンをもって現役を引退する決断をいたしました。

小さい頃からテニスに夢中になり、「世界で戦いたい」という思いだけを胸に走り続けてきました。その中でトップの舞台に立ち、トップ10という場所まで辿り着けたことは、自分にとって大きな誇りです。

限界に挑み続ける日々の中で、勝利の喜びや敗戦の悔しさ、満員の会場で感じたあの特別な空気は、何にも代えがたいものでした。また、度重なる怪我との戦いの中で、思うようにプレーできないもどかしさや、不安に押しつぶされそうになったこともありました。

それでも「テニスが好きだ」「もっと強くなれる」という思いが、何度でも自分をコートに戻してくれました。そのすべての過程が、自分の人生を豊かにし、今の自分をつくってくれたと感じています。

どんな時も応援してくださった皆さま、そして常にそばで支えてくれた家族に、心から感謝しています。

正直に言えば、今でもコートに立ち続けたい気持ちはあります。それでも、これまでのすべてを振り返ったとき、「やり切った」と胸を張って言える自分がいます。

テニスという競技に出会えたこと、この道を歩んでこられたことを、心から幸せに思います。残りの試合も、一瞬一瞬を大切に、最後まで戦い抜きます。

錦織圭


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(2026年5月1日7時44分)
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