テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は4日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク104位のL・シゲムント(ドイツ)が第6シードのM・キーズ(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで破る番狂わせを起こし、初のベスト16進出を果たした。
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37歳のシゲムントが同大会の本戦に出場するのは2年連続6度目。最高成績は2019年と2024年の2回戦進出となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク36位のP・スターンズ(アメリカ)、2回戦で第29シードのL・フェルナンデス(カナダ)をいずれもストレートで下し3回戦に駒を進めた。
一方、30歳で世界ランク8位のキーズは2回戦で、世界ランク37位のO・ダニロビッチ(セルビア)を下しての勝ち上がり。
3回戦の第1セット、シゲムントはリターンゲームで相手がセカンドサービスになった10本すべてのポイントを奪い3度のブレークに成功し先行する。
続く第2セット、第1ゲームでブレークを許したシゲムントだったが、続くゲームですぐにブレークバックすると、さらに第4ゲームで2度目のブレークを奪い、1時間33分でベスト16進出を果たした。
試合後の会見でシゲムントは勝因について語った。
「良いパフォーマンスだったと思う。コートの状況は簡単ではなかった。風がかなり強くて、渦を巻いていた。でも、自分の戦術には満足しているし、それがうまくいったのも良かった」
シード勢の半数以上が2回戦までに敗退している波乱続きの今大会。ここでもまた第6シードのキーズが姿を消した。
なお、勝利したシゲムントは4回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク101位のS・シエラ(アルゼンチン)と対戦する。シエラは3回戦で同102位のC・ブクサ(スペイン)を下しての勝ち上がり。
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