ダニエル太郎 シードに屈し予選敗退

ゲッティイメージズ
ダニエル太郎(1月)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は5日、シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク138位のダニエル太郎は予選第21シードで同125位のY・ハンフマン(ドイツ)に2-6, 6-4, 4-6のフルセットの激闘の末に敗れ、予選敗退となった。

>>大坂 なおみ 1回戦 1ポイント速報<<

>>BNLイタリア国際組合せ<<

2試合に勝利すると本戦入りが決まるこの予選。

32歳のダニエルが同大会の予選に出場するのは3年連続6度目。過去5度の出場はいずれも予選で敗退しており本戦出場はまだ果たしていない。

一方、33歳のハンフマンは同大会の本戦に2023年、2024年と2年連続で出場しており、最高成績は2023年のベスト8進出となっている。

両者はツアーレベルでは2021年4月のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)1回戦で1度対戦しており、このときはハンフマンが勝利しているが、ツアー下部大会も含めるとダニエルから3勝1敗となっていた。

直近では2022年7月のブラウォ・オープン(ドイツ/ブラウンシュワイク、クレー、ATPチャレンジャー)2回戦で対戦しており、ダニエルが逆転で勝利している。

この試合の第1セット、ダニエルは第3ゲームでブレークを許す。第5ゲームでは15-40から3度のブレークポイントを握られるがこれを凌ぎ、9度目のデュースの末にキープに成功するも、第7ゲームで再びブレークを奪われる。リターンゲームでは、ファーストサービス時に100パーセントの確率でポイントを獲得するなどサービスが好調なハンフマンから2ポイントしか奪えずに先行される。

続く第2セット、ダニエルは第3ゲームでブレークを許すも、直後のリターンゲームですぐにブレークバックに成功。第9ゲームでは2度のブレークポイントをセーブしキープすると、直後のリターンゲームで再びブレークを奪いこのセットを取り返す。

迎えたファイナルセット、ダニエルは1度ブレークを奪ったものの、サービスゲームでは2度のブレークを許し、1ブレークの差を埋められずに予選敗退となった。

勝利したハンフマンは予選決勝で、予選第2シードで世界ランク89位のK・マイクシャク(ポーランド)と同143位のS・オフナー(オーストリア)のどちらかと対戦する。


【テニス365チャンネル】ボレーが安定!秘密兵器を忖度無し検証


■関連ニュース

・錦織 圭 アジア勢初の450勝達成
・西岡 良仁「バカみたい」不満吐露
・ジョコ「プレー続ける理由は…」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2025年5月5日19時29分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)