男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は25日、第8シードのH・ルーネ(デンマーク)と世界ランク36位のF・コボッリ(イタリア)のシングルス2回戦が行われたが、ルーネは第1セットを2-6で落とした時点で負傷により途中棄権し初戦敗退となった。
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21歳で世界ランク9位のルーネは前週のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)で優勝を飾り今大会を迎えた。
シードのため2回戦が初戦となったルーネは、前週の決勝から中4日でこの試合に臨んだが、第1セットの第5ゲーム終了後に右太ももの治療のためメディカルタイムアウトを取得。すると直後の第6ゲームでブレークを許し、その後第8ゲームでもブレークを奪われ第1セットを落とすと、この時点で棄権を選択した。
現在、多くの選手がツアー大会の過酷なスケジュールに対し改善を訴えており、先月にはプロテニス選手協会(PTPA)がテニスの統括団体に対し、これらの是正を求め訴訟を起こしたと発表した。
バルセロナ・オープン・バンコ・サバデルで決勝まで進出しルーネと対戦した世界ランク3位のC・アルカラス(スペイン)も負傷により今大会を欠場している。
また、現在負傷からの復帰を目指している世界ランク74位の西岡良仁も24日に自身のXを更新し、ツアー大会のシステムについて「流石にブラックすぎる」「ルールとして終わってる」と苦言を呈した。
前週のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、クレー、ATP500)で優勝した世界ランク2位のA・ズベレフ(ドイツ)と準優勝した同13位のB・シェルトン(アメリカ)は今大会でも3回戦進出を果たしており、好調を維持したまま連勝できる選手もいるため、もちろん一概に批判することはできないが、各選手がそれぞれにあったスケジュールを組み、万全のコンディションで試合に臨むことができる仕組み作りが求められている。
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