大坂なおみ 激闘の末にクレー初戦黒星

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大坂なおみ (2024年)
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は22日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク55位の大坂なおみは同59位のL・ブロンゼッティ(イタリア)に4-6, 6-2, 4-6のフルセットの激闘の末に敗れ、今季クレーコートでの初戦は黒星となり、初戦敗退となった。

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27歳の大坂は3月に行われたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で3試合に勝利し16強入り。4回戦ではJ・パオリーニ(イタリア)に逆転負けを喫しベスト8進出とはならなかった。

大坂はその後大会には出場せず、クレーコートシーズンに向け調整。ムチュア・マドリッド・オープンが約1ヵ月ぶりの実戦となるとともに、今季のクレーコート初戦となる。

大坂が同大会に出場するのは2年連続6度目。最高成績は2019年のベスト8となっている。

一方、26歳のブロンゼッティは同大会3年連続3度目の出場。

両者は過去2度対戦しており、大坂が2勝している。直近の対戦は昨年9月のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)1回戦で、このときは大坂がストレートで勝利している。

1回戦の第1セット、大坂は第4ゲームで2度のブレークのチャンスを迎えるも、ブロンゼッティの攻撃的なプレーに阻まれ取りきれず。すると第7ゲームで今度は大坂がブレークポイントを握られ、ブロンゼッティの深いリターンへの返球がネットにかかりブレークを許すと、1ブレークの差を埋められずに先行される。

それでも第2セットで大坂はブロンゼッティのドロップショットに苦戦し第3ゲームでブレークを許すも、攻撃的な姿勢を崩さず、自身は3度のブレークに成功してこのセットを取り返す。

迎えたファイナルセット、第1ゲームでいきなりブレークのピンチを迎えた大坂は、強力なフォアハンドウィナーやサービスを決め2度のブレークポイントを凌ぐも、3度目でバックハンドがわずかにアウトとなりブレークを許す。それでも第6ゲームで大坂は激しいストローク戦を制して4度目のブレークポイントを取り切りブレークバックに成功するが、直後のサービスゲームでダブルフォルトを犯すなどして再びブレークを奪われる。なんとかブレークを返したい大坂だったが、1ブレークの差を挽回できずに力尽きた。

勝利したブロンゼッティは2回戦で、第5シードで世界ランク5位のM・キーズ(アメリカ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、キーズはこの試合が初戦となる。


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(2025年4月22日22時06分)
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