男子テニスでジュニア世界ランク3位の坂本怜は8日に自身のSNSを更新。優勝を飾った全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ジュニア部門の男子ダブルス決勝戦が最後のジュニアトーナメントとなったことを明かした。
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今年18歳となった坂本にとって今回の全米オープンが最後のジュニア大会となった。単複に出場した今大会、シングルスでは準決勝に駒を進めるも第12シードのJ・ホダル(スペイン)に3-6, 1-6のストレートで敗れ決勝進出とはならず。それでも17歳のM・ムルバ(チェコ)とペアを組み第1シードとして出場したダブルスでは4試合に勝利し決勝進出を決めた。
そして7日に行われたダブルス決勝ではD・ペタク(チェコ)/ F・トーマス(スイス)組を7-5, 7-6 (7-1)のストレートで破り優勝。日本男子では史上4人目の四大大会ジュニア ダブルス制覇を果たした。
その坂本は今回SNSを更新し「全米オープン2024 ダブルスでムルバとのペアで優勝。ジュニアキャリアを締めくくるには最高の形。ジュニアのラストトーナメントでした。これからはプロとしてやって行きます。サポートしてくれた盛田ファンドの皆様、IMGアカデミーに感謝します」とつづった。
坂本にとっては準優勝となった今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来2度目の四大大会ジュニアのダブルス決勝の舞台であったが今回初優勝。
日本男子では2006年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)での錦織圭、2014年の全米オープンでの中川直樹、2018年の全仏オープンでの田島尚輝に次ぐ史上4人目の四大大会ジュニアのダブルス制覇となった。
その坂本はラスベガス・テニス・オープン(アメリカ/ラスベガス、ハード、ATPチャレンジャー)に予選から出場。中0日の強行スケジュールで8日のシングルス予選1回戦を戦うと予選第3シードのF・コーウィン(アメリカ)を3-6, 7-6 (7-5), 6-2の逆転で破り予選決勝に進出している。
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