驚異のバウンド 相手頭上超えるエース

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エストリルOPでのフォンセカ
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男子テニスのティリアク・オープン(ルーマニア/ブカレスト、クレー、ATP250)は16日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク276位のJ・フォンセカ(ブラジル)が第6シードのL・ソネゴ(イタリア)を7-6 (7-5), 7-5のストレートで破り、ツアー大会では8強入りした2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)以来 約2か月ぶりの白星を挙げるとともに初戦突破を果たした。この試合、フォンセカは驚異のキックサーブを見せている。

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17歳のフォンセカは昨年、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ジュニアを制覇。今季は2月のリオ・オープンでA・フィス(フランス)を破りツアー初白星を挙げると2回戦ではC・ガリン(チリ)を下してベスト8に進出し一躍脚光を浴びた。

その後、ツアー2大会で初戦敗退となるも3月のパラグアイ・オープン ドーヴ・メン+ケア(パラグアイ/アスンシオン、クレー、ATPチャレンジャー)で準優勝。直近ではマドリッド・チャレンジャー(マドリッド/スペイン、クレー、ATPチャレンジャー)に出場し8強入りしている。

そのフォンセカは1回戦で世界ランク51位のソネゴと対戦。この試合の第1セットでは互いに2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。6-1と大きくリードしたフォンセカはソネゴに追い上げを許すも5度目のセットポイントをものにし先行する。

なお、このセット、フォンセカのサービスゲームとなった第12ゲーム、40-0の場面でフォンセカが驚異のサービスエースを見せる。放ったボールは大きくバウンドしソネゴの頭上を越え触れることができないキックサーブにとなった。このプレーにソネゴも笑顔で賞賛した。

続く第2セット、互いにサービスキープが続くと終盤となる第12ゲームでマッチポイントとなるブレークチャンスを握ると1本目をものにし、2時間4分で勝利した。

勝利したフォンセカは2回戦で世界ランク97位のA・コバチェビッチ(アメリカ)と予選を勝ち上がった同139位のR・アルボット(モルドバ)のどちらかと対戦する。

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(2024年4月16日19時23分)
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