大学進学せず 17歳がプロ転向決断

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リオOPでのフォンセカ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク343位のJ・フォンセカ(ブラジル)は2月29日にインスタグラムを更新し、大学に進学せずプロ転向することを発表した。

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17歳のフォンセカはチャレンジャーを主戦場としており、昨年は全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ジュニアを制覇。11月のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)ではC・アルカラス(スペイン)J・シナー(イタリア)D・メドベージェフらのヒッティングパートナーを務めるなど期待の逸材だ。

さらに、今年は男子プロテニス協会のATPが次世代を育成するため立ち上げたプログラム「ネクスト・ジェン・アクセラレーター・プログラム」の選手として選出されており、今シーズンはATPチャレンジャーツアーに計8度出場することができる。

そんな中、先月行われたリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)にワイルドカード(主催者推薦)を受け取り出場したフォンセカは1回戦、第7シードでの19歳のA・フィス(フランス)を破りツアー初白星を飾る。

続く2回戦ではC・ガリン(チリ)をストレートで退け、「ATP500」シリーズが開始された2009年以降史上2番目の若さで8強入りを果たした。準々決勝では予選勝者のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)に逆転で敗れたものの素晴らしい活躍を見せた。

そのフォンセカは今回、SNSを更新し大学進学ではなくプロ転向を選択したと明かした。

「世界中のサポーターとテニスファンの皆様へ。僕は2024年の大学受験資格を放棄し、プロに転向することを発表したいと思う」

「僕はシャーロッツビル(バージニア州の都市)で大学生活を送り、素晴らしいチームやコーチと一緒に大好きなスポーツをすることを夢見ていたので、僕と家族にとっては信じられないほど難しい決断だった」

「(進学予定だった)バージニア大学をはじめ、僕の大学進学に関わったすべての人に心から感謝しなければならない。大学テニスへの決断を迫られることはなかったし、必要な時間を与えてくれた。大学側とアンドレス・ペドロソ・コーチには感謝してもしきれない。僕は常に彼らのサポーターであり続ける」

「僕は学校に通うことはありませんが、若いテニスプレーヤーにとって、プロへの道を歩む上で非常に貴重で、実現可能な道だと思う。皆さんから多大な応援をいただいていることに感謝している」

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