過密日程が影響、体調不良で棄権

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準々決勝を棄権したルバキナ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は22日、第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)と世界ランク26位のJ・パオリーニ(イタリア)のシングルス準々決勝が行われる予定だったが、試合前にルバキナが体調不良により棄権を表明した。

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世界ランク4位で24歳のルバキナは今季開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)でツアー6度目の優勝。しかし、続くアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)で準々決勝敗退となると昨年準優勝を飾った全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2回戦敗退となった。

それでも前々週のムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)を制し今季2勝目を飾ると前週のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)でも決勝進出。第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)に敗れたものの準優勝を飾った。

2週間で9試合を戦い3週連続の出場となった今大会、ルバキナは初戦となる2回戦では世界ランク27位のV・アザレンカが途中棄権し初戦突破。3回戦では同53位のM・フレッチ(ポーランド)との2時間39分に及ぶ激闘を7-6 (7-5), 3-6, 6-4のフルセットで制し8強入りを決めた。

3回戦終了後には「まだ試合に勝てていることはうれしいわ。でも、レベルを見れば分かるけど体力など全てにおいて少し落ちてきている。この半日でどれだけ頑張れるか、どこまで回復できるか分からないわ」とコメントしていたが今回、胃腸の不調により棄権を表明した。

なお、勝ち上がりを決めたパオリーニは準決勝で世界ランク22位のS・シルステア(ルーマニア)と対戦する。シルステアは準々決勝で第7シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)を2-6, 7-6 (7-1), 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのシフィオンテクと世界ランク40位のA・カリンスカヤが4強に駒を進めた。

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