男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は日本時間13日(現地12日)、ビヨン・ボルグ・グループのシングルス第2戦が行われ、第2シードのJ・シナー(イタリア)が第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)を6-4, 6-3のストレートで下し、3年連続3度目の準決勝進出を果たした。
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同大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場できるシーズン最後の大会。4選手ずつ2グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位2名が準決勝に進出する。
24歳で世界ランク2位のシナーが同大会に出場するのは3年連続4度目。昨年大会では全勝優勝を成し遂げており、今大会では2連覇を狙っている。
第1戦では第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を7-5, 6-1のストレートで下し、2連覇に向け初戦を白星で飾り好発進を切った。
一方、28歳で世界ランク3位のズべレフは第1戦で第5シードのB・シェルトン(アメリカ)を破っている。
この日行われた第2戦の第1セット、シナーは立ち上がりのサービスゲームでいきなり2度のブレークポイントを握られたが、いずれもサービスエースで凌ぐ。その後は互いにキープが続いたが、自身から5-4とリードした場面では正確なリターンでズベレフのミスを誘い、ブレークを奪って先取する。
続く第2セットでは、シナーが5度のブレークポイントを握られる苦しい場面もあったが、攻めの姿勢を崩さず全て凌いでキープ。自身は第6ゲームで1度のチャンスを生かしてブレークを果たし、最後までリードを守りズベレフに対して5連勝を記録した。
また、この勝利によりシナーは予選ラウンドロビン首位通過となり、準決勝進出1番乗りを決めた。シナーが同大会でベスト4に進出するのは3年連続3度目となる。一方で、同グループで2連敗となったシェルトンは、予選敗退が決まった。
オンコートインタビューでシナーは、「とても競った試だった。大事な場面でサーブがすごく良かったし、勝負どころで最高のプレーをしようと心がけた。それがうまくいったね」と明かしている。
なお、第3戦でシナーはシェルトンと、ズべレフはオジェ アリアシムと対戦する。
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